我慢と一緒。我々だtn 1

新しい一緒シリーズでーす

なんか、エンブレム会議すっごいらしいね(他人事)

いやさあ、参加できなかったんだけどさ

話を聞くには、なんかリスナーの問題だよな

ちょっと改めて欲しいよね、

小学生が悪いとかじゃなくて脳のレベルの話だから

いいリスナーの小学生さんはショックを受けないでね

「家政婦サイト」

ガチャッ

笑顔を作っていかないと

やっていけないから

今ちょうど仕事帰りだ

正直、書記なんていうのは肩書きでしかないし……

その肩書きのせいでこんなに疲労しなきゃいけないなんて……

たまったもんじゃない

私は家に着き、鍵を開ける

ピコンッ♪

スマホの画面には母さんからだった

とりあえず出る

母さんは心配性だ、特に

将来の結婚ばかりきにする

通話を終了した

仕事が忙しくて恋愛できないつーの…

散らかった部屋

食器が溜まったシンク

服が散らかりっぱなしのベット

片付ける暇もなく、ただ散らかっていく一方

ルンバが食器や洗濯してくれればなあ…

冷蔵庫を漁り

冷凍食品をレンジに入れた

独り言を呟きながら

冷凍食品が解凍するまでスマホをいじった

メールアプリには社長からメールが来ていた

そうして、ワインの入ったグラスと瓶を写した写真が貼ってあった

私は静かにメールアプリを閉じ

ピコンッ♪

何か通知が来た

もう、閉じそうな瞼で通知を開くと

「なんでも、やります、お任せを」

「家政婦さん」

ルンバよりももっと有力な、いいものを見つけた！！

そうだ、家政婦だ！！

家政婦を雇えば

家事をなんでもしてくれる！

慣れてるはずだし、手際もいい！

仕事だって、休む必要なし！

私は目を大きく開け続きを読んだ

「我々一同、精一杯働かせていただきます」

「ご利用規約」

「注文は、このサイトからで大丈夫です」

「注文するとき、電話番号、住所、などを教えていただくことになります」

「このような貴重な情報は大事に保管させていただきます」

「次に、家政婦ですが、選べる形になります」

「写真などはありませんが、色々詳細をお書きしますので」

「ゆっくりお選びください」

「なお…」

疲れもあったせいか、私は飛ばして最後のところを見た

そこには

「こちらから注文受付」

と下に小さく

「責任者:グルッペンなんちゃら」

と、記載されていた

私は注文受付ボタンを押し

アンケートなどを入れて

家政婦を選ぶところまで来た

選ぶリストには

なぜか

「屑」

「狂犬チワワ」

「脅威」

など、よくわからないワードばかりだった

私が目をつけたのは

「書記長」

と、書かれたリストだった

「詳細」を押すと

「右腕にも当たる、有能な書記長」

と、書かれていた

なんかもう、家政婦を選んでる感じじゃなくなった()

なんとなく、私はリストから

「決定」ボタンを押した

画面には

「明日頃、用意させていただきます」

と、書かれていた

私は嬉しくって飛び回ってしまった

次回、誰が出るかわかるよね()