涌井 明里
明里は着けているマフラーを口元まで上げた。
通学路には雪が積もっている。
涌井 明里
明里は多くのカップケーキが入った紙袋を片手に学校へ向かっていった。
涌井 明里
涌井 明里
涌井 明里
明里は凌の靴箱へ向かう。
そのロッカーの前に女の子たちが集っていた。
女の子
女の子
女の子たちは下駄箱を開けた。
ザザザザッ!
涌井 明里
女の子
女の子
凌のロッカーから大量のチョコが出てきた。
涌井 明里
涌井 明里
涌井 明里
涌井 明里
涌井 明里
倉見 修也
後ろから修也がニコニコして走ってくる。
涌井 明里
倉見 修也
涌井 明里
倉見 修也
倉見 修也
涌井 明里
倉見 修也
修也の目はキラキラと輝く。
涌井 明里
涌井 明里
倉見 修也
修也が嬉しそうに明里にグイグイと近寄ってくる。
涌井 明里
涌井 明里
明里は紙袋から1つのカップケーキの入った袋を取り出した。
倉見 修也
修也は目をキラキラさせた様子でそのカップケーキを手に取る。
涌井 明里
涌井 明里
涌井 明里
涌井 明里
涌井 明里
倉見 修也
涌井 明里
倉見 修也
倉見 修也
涌井 明里
涌井 明里
涌井 明里
明里は修也からカップケーキを奪おうと手を伸ばす。
倉見 修也
修也はスッと明里の手を避けた。
涌井 明里
倉見 修也
倉見 修也
涌井 明里
カッと明里の顔は赤くなる。
涌井 明里
桐山 凌
後ろから凌が修也の持つカップケーキを取り上げた。
倉見 修也
涌井 明里
倉見 修也
桐山 凌
涌井 明里
明里はもう1つカップケーキを紙袋から取り出した。
倉見 修也
倉見 修也
倉見 修也
涌井 明里
修也はスキップしながら走っていってしまった。
涌井 明里
桐山 凌
凌の顔は少し緩んでいる。
涌井 明里
涌井 明里
桐山 凌
桐山 凌
涌井 明里
桐山 凌
女の子
涌井 明里
桐山 凌
大勢の女の子たちがチョコを片手に走ってくる。
涌井 明里
桐山 凌
桐山 凌
涌井 明里
凌は女子から逃げるように走っていってしまった。
涌井 明里
ー休み時間ー
涌井 明里
桐山 凌
桐山 凌
明里の顔は赤く染まる。
涌井 明里
桐山 凌
桐山 凌
涌井 明里
涌井 明里
「中学の時は女子からのバレンタイン、全部貰ったって聞いたよー?」__
涌井 明里
涌井 明里
桐山 凌
涌井 明里
桐山 凌
桐山 凌
桐山 凌
チクッ……
涌井 明里
桐山 凌
桐山 凌
涌井 明里
桐山 凌
桐山 凌
涌井 明里
桐山 凌
明里の目からは涙が溢れてきていた。
涌井 明里
桐山 凌
私は凌くんのことが好きな人の1人
大勢の中の1人
そう思ってた
でも__
涌井 明里
涌井 明里
桐山 凌
涌井 明里
涌井 明里
桐山 凌
凌はムッとした様子で明里のことをギュッと抱きしめた。
涌井 明里
桐山 凌
桐山 凌
涌井 明里
桐山 凌
凌は抱きしめる力を強くした。
涌井 明里
涌井 明里
桐山 凌
桐山 凌
涌井 明里
桐山 凌
桐山 凌
桐山 凌
涌井 明里
涌井 明里
桐山 凌
桐山 凌
桐山 凌
涌井 明里
桐山 凌
涌井 明里
桐山 凌
涌井 明里
関 千紘
水木 陸
陸は息を切らして壁にもたれついて腰を下ろした。
ピコン、とスマホが鳴る。
水木 陸
水木 陸
「お前やり方が卑怯なんだよ」
水木 陸
水木 陸
水木 陸
水木 陸
水木 陸
水木 陸
ピコン
「明里はもう俺のものだから」
水木 陸
水木 陸
柳家 克樹
関 千紘
水木 陸
陸はため息をついて俯いた。
水木 陸
コメント
7件
はい、最高… 完結が楽しみな様な悲しい様な。ほんと可愛い、なんか可愛い以外無いな。