/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
賢人
美雨は先生を教室に入れろ！
美雨
先生！もういいですよ！
ハルカ
教室に入ってください！
先生
みんな散らばってるけど
大丈夫だった？
大丈夫だった？
賢人
行くぞ
優斗
うん。
スタスタスタスタ
先生
賢人くんと優斗くんがいないけど？
菜々
トイレに行きましたよ？
先生
分かりました。
先生
戻ってくるまで話しましょうか。
賢人
周りに誰もいないか？
優斗
いないよ。
賢人
とりあえず、個室に入れるか。
優斗
急いで、戻るぞ。
先生
はい！戻って来たので挨拶します！
*休み時間*
美雨
トイレのどこに隠した？
賢人
男子トイレの個室
優斗
個室なら中がバレないしな。
菜々
人生おしまいだぁ…。
修司
死体を何とかしないと。
菜々
処分するって事？
修司
そうだな。
美雨
ハルカちゃんがいないよ！
優斗
どこいったんだ？
ハルカ
…。
美雨
ハルカちゃん！どうしたの？
ハルカ
ごめんね
菜々
え？(･д･｡)
ハルカ
先生に言っちゃったの！
賢人
何を？
ハルカ
菜々ちゃんが殺したこと。
美雨
え！？なんで言ったの！？
ハルカ
だって、言わない方がおかしいじゃん！
ハルカ
わ、私は悪くないから…ね！
美雨
ハルカちゃん！
*＊職員室＊*
先生
誰が殺したの？
菜々
はい
先生
なんで殺したの？
先生
死体を隠したのは誰？
賢人
はい
優斗
はい
先生
人を殺してはいけないのよ！
菜々
勇気が悪かったのよ！
先生
今はそれどころじゃないわよ！
先生
殺したら犯罪で捕まるのよ！
先生
あなた達は中学生でしょ。
＊*説教終了後*＊
美雨
ハルカなんで言ったの？
ハルカ
だから、言わない方が
おかしいじゃん。
おかしいじゃん。
美雨
バレなきゃ大丈夫だったんだよ！
ハルカ
美雨ちゃん、目を覚まして
ハルカ
死体を隠すのも、犯罪なんだよ。
美雨
ハルカだって、教室に
先生を入れようとしなかったじゃん！
先生を入れようとしなかったじゃん！
ハルカ
それは、その場の流れだよ。
美雨
ハルカちゃんおかしいよ！
ハルカ
美雨ちゃんだって、おかしいよ！
ハルカ
今まで別れを止めるために
真面目だったのに。
真面目だったのに。
ハルカ
今は死体を隠すのに協力しようと、
してたんだよ！
してたんだよ！
美雨
菜々がいなくなったら嫌でしょ！？
スタスタスタ
帰り道
美雨
菜々。
菜々
何
美雨
捕まらなかったんだね。
菜々
今回は見逃すって。
菜々
先生は警察に言わなかったんだ。
美雨
でも、良かったー。
美雨
死体を隠したのも、先生は
警察に言わなかったんだね
警察に言わなかったんだね
菜々
うん。
美雨
なんでだろ。
菜々
あれじゃない？
菜々
まだ中学生でしょ？
菜々
だから、警察に言わなかったんじゃない？
美雨
これから勇気の死体。
どうするのかな。
どうするのかな。
菜々
処分じゃない？
美雨
だよね。
菜々
ハルカなんで言ったんだろ。
美雨
言わない方がおかしいって。
美雨
よく考えれば、おかしいよね。
菜々
どこが？
美雨
死体を隠す協力したんだよ？
菜々
たしかに。
美雨
これがきっかけにまた、
別れたらどうしよ。
別れたらどうしよ。
菜々
ちょっと心配だね。
美雨
殺人まで起きるなら、
別れを止めた方がいいね。
別れを止めた方がいいね。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
