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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

ー入学式の日の下校中ー

魔理沙

(もうすでにグループが出来ていた時はこれからどうなるかと思ったが話し相手ができてよかったな)

そんなことを考えながら歩いていると何処からか声が聞こえた

霊夢

危ない!

魔理沙がなんだと声を発そうとした時、突然何者かに引き寄せられた

ドンッ

後ろから何かがぶつかった鈍い音がする

魔理沙

なんだ...?

振り返るとバイクが自分がいたところの壁に突っ込んでいた

霊夢

ふぅ...危機一髪ね

魔理沙

あ、ありがとう

霊夢

こちらこそ、いきなりひっぱって悪かったわね

魔理沙

いや、本当にありがとう
霊夢がいなかったら今頃私は...

そこまで考えて魔理沙は震えた 霊夢に引き寄せられなければかすり傷では済まなかっただろう

霊夢

貴方抜けてる所がありそうだから気をつけてね

魔理沙

ああ、分かった
肝に銘じとくよ

霊夢

ええ、そういえばバイクの人は...

ヘルメットのおかげで頭は強く打っていなかったようだが落ちた時に足を捻ったようだった

ー警察を呼びもろもろ話したー

魔理沙

帰るの遅くなっちまったな

霊夢

そうね、でも魔理沙が無事でよかった

霊夢

そういえば

霊夢がハッとしたように言う

霊夢

魔理沙の家ってこっちなの?

魔理沙

ああ、そこをまがって真っ直ぐ行ったとこにあるマンションだ

霊夢

あら、そうなのね

魔理沙

霊夢もこっちなのか?

霊夢

ええ、魔理沙が言ったマンションからさらに真っ直ぐ行くと神社があるじゃない?

魔理沙

ああ、何神社だったかは覚えてないが

霊夢

あれ、うちの神社なのよ

魔理沙

そうだったのか!?
じゃあご近所さんだな!

霊夢

ええ

霊夢は嬉しそうにニコっと笑った

魔理沙

(霊夢ってこんなふうに笑うんだな)

霊夢

そうだ、明日から一緒に学校に行かない?

魔理沙

一緒に?

霊夢

特に一緒に行く人もいないから一緒にどうかなと思って

魔理沙も特に一緒に行くような人がいなかったので嬉しい申し出だった

魔理沙

なるほどな

霊夢

どう?

魔理沙

もちろん良いぞ

霊夢

ありがとう
何時に行けばいいかしら

魔理沙

8時半からホームルームだから...8時10分くらいか?

霊夢

そうね、じゃあ8時10分に迎えに行くからよろしくね

魔理沙

ああ

話しながら歩いていると魔理沙の住んでいるマンションが見えた

霊夢

もう家ね

魔理沙

本当だ

魔理沙

じゃ、また明日

霊夢

ええ、また明日

4話へ続く

病弱な少女が運命の人と再会する話

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