ur
…これか、古代文字についての本
ur
分厚いな
数時間後
ur
カキカキ
『こん″に…ちは″』
ur
初めてにしては結構上手く書けたんじゃないか?
ur
この手紙を機械に入れて…
ur
しばらくしたら戻ってくのかな?
ur
外に置いといてみよう
次の日
ur
機械、なくなってる…!
ur
古代文字の勉強楽しかったな
ur
また来てくれないかな…
hr
帰ってきた!
hr
えーっと、中は…?
そこには見たことのないような石に混じって紙のような物が入っていた
hr
何これ?
hr
…!?
『こん″に…ちは″』
hr
日本語…かな…?
hr
なんで…?
hr
別の星なのに?
hr
みんなに報告する?…いや
hr
一旦、報告しなくていいよね…?
hr
この人と話してみたいし
『こんにちは、俺はhrです。あなたは誰ですか?』
hr
…よし、発進!
hr
石は…naさんに渡して鑑定してもらうか
hr
naさん!
na
hrさん?どうしたんですか?
hr
ちょっと鑑定してほしいものがあって…
na
わかりました!
na
鑑定終わったら知らせます!
hr
よろしくね!
数日後
ur
…またある
ur
…手紙入ってる!
ur
…また図書館で解読しないと
こうして俺達の文通は始まった
相手はurさんというらしい
ur
『俺はur。よろしくhr君』
hr
『よろしく!urさんの星ってどんな感じなの?』
ur
『虹色できれいだよ。そっちは?』
hr
『自然豊かかな?あと、仲間もいっぱいいて楽しいよ!』
ur
『え~、うらやましい』
ur
『友達はいるけど親友かはわからないかな』
hr
『たしかにそういうのは難しいよね~』
ur
『でも、俺はhr君のこと、会ったことないけど親友だと思ってるよ?』
ur
『こんな別の星から繋がるなんて奇跡としか言いようないし』
hr
『だね!』
ur
『いつか会ってみたいな』
hr
『そのためにはもっと研究頑張んないとだね』
ur
『研究?』
hr
『俺、宇宙の研究してるんだ!』
hr
『この機械も俺の仲間が作ったんだよ!』
ur
『すごいな』
hr
『urさんもすごいよ!だって文通するために文字勉強したんでしょ?』
ur
『ま、まあな!✨』
hr
『~~?』
ur
『~~~!』
手紙を書いていてふとあることに気がついた
hr
…urさん一応、宇宙人だし
hr
宇宙人と文通してるなんてバレたら…
hr
本格的にみんなには言えなくなってきちゃったかな?