主です。
第1話です。
主です。
それではー
全員
どーぞー
風が校庭の桜をかすかに揺らす午後。
要人は教室の隅の席で硬く拳を握りしめていた。
今日もまた、女子生徒の何気ない笑い声に心がざわついた。
視線が合っただけで、背中に冷たい汗がにじむ。 呼吸が苦しくなって、机に突っ伏した。
その時ーーーー
潤
......要人、大丈夫?
耳に馴染んだ声がそっとかけられる。 潤だった。
誰よりも自分を理解してくれている、唯一の人。
潤
(無言で要人の背中をさする)
冷たい手のひらが、だんだん温かくなるように 感じて、要人の肩から力が抜けた。
要人
俺さ、ほんとは毎日怖いんだ。でも、潤がそばにいると……
ちょっとだけ、呼吸できる
ちょっとだけ、呼吸できる
潤は微笑んだ。
潤
俺は、要人のためにいたいだけだから。無理に笑わなくていいし、無理に話さなくていいよ
その日から、要人は潤を見るたび、 胸の奥がじわっと熱くなるようになった。
けれど――
要人
潤……俺、距離を置きたい
要人は絞り出すように告げた。
潤
なんで……?
要人
潤が俺に優しくしてくれるたび、潤の時間が止まってる気がする。
潤はもっと自由でいてほしい。俺のせいで、潤が縛られるのが……つらい
潤はもっと自由でいてほしい。俺のせいで、潤が縛られるのが……つらい
潤は黙っていた。
苦しいほど要人を想っていたから、 返せる言葉が見つからなかった。
別れを選んだわけじゃない。 でも、要人は潤の前からそっと姿を消した。
それから潤の中にある「要人」という名前は、 胸の奥で痛みを灯し続けていた。
主です。
はいここまでー!!!!
要人
えーもー終わりー?
潤
えーこの先気になるよ!
主です。
要人 潤静かにして、
じゃー終わるよー
じゃー終わるよー
主です。
せーの
全員
ばいばーい( ・ω・)/






