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海斗
司
海斗
渚
司
渚
海斗
海斗
渚でもどこか胸騒ぎがした
風もないのに木がガサガサ揺れてる
司
海斗
---カラカラカラ…
海斗
司
海斗
司
海斗
渚
ガシャンッ!
祠から黒い手が飛び出てきた
司
海斗
渚
渚が叫んだ瞬間
海斗の姿がスっと消えた
司
司が叫びながら走り回る
渚
司
渚
誰かの笑い声だけが耳に響く
渚
それでも返事は無い
ただ、地面に残ってた
海斗の片っぽの靴だけが
ぐちゃぐちゃに濡れていた
司
司は青い顔で言う
司
司
渚
司
司
渚は震えた
絶対に3人だった…
でも頭が…
記憶がぐちゃぐちゃになっていく…
ヒヒッ…ヒヒヒ…
またあの笑い声…
もう耳じゃなく…脳に響く…
渚
渚が振り向く
そこに居たのは
司の“顔をした”なにかだった
司
司
ドロドロに溶けた顔
赤い
血だらけの手
渚は必死で逃げた
でも、走る度
足元から無数の手が飛び出してきて
掴んでくる
もう
どこにも逃げ場なんて
な か っ た
終わり