レトルト
レトルト
キヨ。
キヨ。
先週は俺が負けた。
今週は二人だけだけれど ゲームでの勝負を持ちかけたのだ。
レトルト
キヨ。
レトルト
俺はメイド服であれだけの 醜態を晒してやったけれど
その時に言っていたことを覚えている。
『なんでも言うことを聞く』
それだけはしっかり覚えているので 今回はひどい目に合わせてやりたい。
レトルト
レトルト
キヨ。
レトルト
レトルト
キヨ。
レトルト
ため息をついて、渋々着替えてくれる。
キヨ。
キヨ。
俺が選んだのは 執事がよく着る燕尾服。
レトルト
キヨ。
キヨ。
レトルト
背の高いキヨくんだからこそだと思う。
とても似合っている。
レトルト
レトルト
キヨ。
そうじゃないんだよ。
そうじゃなくて…
レトルト
キヨ。
レトルト
レトルト
俺のその言葉を聞いて 呆けたような顔をするキヨくん。
キヨ。
キヨ。
レトルト
キヨ。
レトルト
自分から言い出したが やらかした、そう思った。
燕尾服を来たこいつは 恥ずかしげもなく俺の前にひざまづく。
レトルト
これじゃ恥ずかしいのは 俺のほうじゃないか…
レトルト
キヨ。
キヨ。
キヨ。
白手袋をした手が 俺の手をそっと握る。
その所作すべてが丁寧で いつものガサツさは消えてしまったようだ。
キヨ。
キヨ。
俺の手を軽く引っ張り その手の甲にキスをする。
レトルト
レトルト
自分でも顔が熱くなるのがわかった。
このままこいつのペースに 流されてていいのか?
TO BE CONTINUED…
コメント
16件
うへへ……いいぞ、もっとやれ((((((((((殴
初コメ失礼しますm(*_ _)m 最高すぎません!? 神作品に出会ってしまった✨