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サクッサクッ……
道に落ちている無数の紅葉を踏むと、 いい音をたてた。
朝陽
琴音
朝陽
琴音
朝陽
朝陽は上を向いて赤く染まった葉を見つめていた。
好きな人をじっと見つめたせいか、 私の頬が熱くなるのがわかった。
紅葉したほっぺたを隠すように、 私は手でそれを隠した。
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