夜の街は人が多い
帰りのサラリーマン
酔っ払い
そういう環境で育った未成年
朝より人は多い
そこで変な人も増える
人間がいちばん怖い
分かりきったことだ
ここは路地裏
暗くて細い道を
蛍光灯などが照らしている
🎼🌸
酒の匂いが俺の頭を刺激する
父
父
急に肩に手を置かれる
ぴくりと反応するからだ
振り向くとそこには酔っ払った男性がいた
初対面なのに 見覚えのあるような顔をしている
🎼🌸
俺は男だ
どこに女の要素があるんだ
いらだちを抑えながら注意をする
🎼🌸
🎼🌸
父
父
不安定な言葉を発する
どこがざるだ
どこからどう見ても酔っ払いじゃないか
🎼🌸
父
何言ってんだこいつ
ふつふつと怒りが込み上げてくる
🎼🌸
父
🎼🌸
🎼🌸
父
父
父
これだから酔っ払いは嫌なんだ
話が通じない
吹き出る怒りに任せ 暴言を吐く
🎼🌸
父
父
そんなバレバレの嘘をついても
後悔するだけ
さっさと帰れ
父
父
🎼🌸
🎼🌸
🎼🌸
父
🎼🌸
🎼🌸
父
🎼🌸
🎼🌸
父
🎼🌸
父
父
🎼🌸
🎼🌸
父
そういって俺の頬を撫でる
嫌な手つき
ぞくぞくとする
父
父
頬が赤くなる
近くの水たまりに自分の顔が映る
🎼🌸
するすると手の位置が変わり
腰あたりにくる
父
酔っ払いなんて大嫌い
🎼🌸
父
気が付くと
口付けをされていた
舌が入ってくる
変な気持ちになる
思い出したくない記憶が蘇ってくるようで
快楽と恐怖が俺の心を埋め尽くす
🎼🌸
🎼🌸
🎼🌸
🎼🌸
🎼🌸
🎲🦊
🎼☔️
🌟🎯
この恐怖からは逃れられないのか
聞きなれた声でさえも
大好きな声でさえも
俺の心を治せないんだよ
フラッシュバックは永遠の傷
一生逃げられないのかな
🎼🌸
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