TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

成せないことなど無いはずだった

一覧ページ

「成せないことなど無いはずだった」のメインビジュアル

成せないことなど無いはずだった

6 - 成せないことなど無いはずだった

♥

145

2020年03月03日

シェアするシェアする
報告する

姫華

な、何笑ってんの!?

いや、姫華ちゃんがほんきにするからさ!

オレが姫華ちゃんのことすきだと思ったの??

そんなわけ無いじゃーん

姫華ちゃんはー、面白いとは思うけど多分すきにならないタイプなんだよねぇ

つーかオレが1人に入れ込むとかありえないっしょ!

バカにしてんのか?💢💢

姫華

西国くんは一回もちゃんと人をすきになったことないの?

ん?

西国くんは笑顔を崩さずに

でも少し間を開けて言う

さぁね

…何だろう

この人にはまだ見せていない闇があるって思った。

まーオレはこの先も遊び道貫くつもりだから~♪

あ、姫華ちゃんも1人で寂しくなったらオレのとこおいでね♥️

ストップ

姫華

コイツ

そーゆーの慣れてなくてほんきにするから

口説くなバカ

あれー姫華ちゃんなんてどうでもいいんじゃなかったっけ?

あ?どーでもいい

姫華

は!?💢

でも関係なくねぇから

わざわざ止めに来てやったんだよオレ様が!

姫華

…プッ

何でこんなオレ様気分なの?

助けてほしいなんて言ってないのに

カッコつけちゃって~!

そう思うけどニヤニヤが止まらない

姫華

ありがとう、り…一ノ____

それと

律、でいいから

姫華

えっ!

姫華

だってこの前…!

お前さあ…いっつも律って言いかけんのやめろよ

気になんだよ

姫華

律くん♥️

今呼ぶな禁止にするぞ💢

姫華ちゃん

姫華

ん?

オレも、龍でいーから

オレのこと名字で呼ぶの珍しーよ?女のコで

姫華

え?あ、はい

…💢

どーしたの一ノ瀬くん?

姫華ちゃんは、どうでもいんでしょ?

…知らねぇよ

(プライドがあるから言えないだけなんだろうけど)

(ほんっとに不器用)

(じゃあオレが姫華ちゃんもらってあげようかなーあ)

じゃ、姫華ちゃんどうするのもオレの自由

龍くんはそこで言葉を止め…

姫華

…っ!

あたしに

キスした

姫華

な、何すんの!!

思わず龍くんを殴る

いって!姫華ちゃん今本気でやったでしょー

ひっどいなぁ

姫華

ふざけないでよ!

姫華

すきでもないのにキスなんてしないで!!

最悪サイテー

ほんとひどい

姫華

龍くんなんて…キライ

姫華

大ッキライ!

あたしが律くんのことすきなの知ってるくせに

自分は特別だって勘違いし過ぎだよ姫華ちゃん

そんな恋すぐ終わるんだよ

ま、とりあえずおとすから

あんたどこにいんの?

姫華

うるさいおかず

おかず言うな💢

どこにいんだよ!

朝ごはんだってよ

おい?

既読スルーすんじゃねーよ!

姫華

無理龍くんと会いたくない

は?

何があったよおい

姫華

無理

あ?

あ、いた

いつ部屋戻ったんだよ

何でもいいけどはよロビーいくぞ

姫華

やだ…

はぁ?

なんなのあんた

姫華

…だって…

ぶははははは

姫華

何故に笑う!?

そりゃ正論だ恋愛なんて気の迷いだろうな

姫華

おかずよ…お主…人の子ではない

だって、すきすき言っててもどうせすぐ皆冷めんじゃん?

だったらすきってなに?って感じ

姫華

うーん…確かに

でもあんたはそれでも一ノ瀬がすきなんでしょ?

姫華

もちろん!

じゃあ西国なんかに揺らいでないで

真っ直ぐ一ノ瀬みときゃいいじゃん

姫華

…!

(コイツのことだから)

(すぐコロッと西国におちそうだけど)

そうだ

道は見えた

今のあたしはもう

龍くんに何をされても揺らがない!

真っ直ぐ律くんだけ見とくんだぁ!

姫華

…そうと決まったら

姫華

飯だぁぁぁあ!!

…💢

成せないことなど無いはずだった

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

145

コメント

10

ユーザー

えええっ!? 龍くんって…。ほんとに不意をつきますね… いいぞいいぞ!!律くん一筋で行こう!!笑今回も面白かったです!!!ありがとう

ユーザー

姫華ちゃん……龍くんに引っかからないでね?あと律くんって呼んでいいって言うってことは……!!これは恋の予感……!!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚