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… はぁ 、 また今日も 、
毎朝の光景で見慣れね入るものの、 当事者となると思わずため息が出てしまう。 教室の左端 、 後ろから2番目が私の席 。 私が登校する時間 、 そこにはいつも女の子が集まっている 。 原因は後ろの席の彼 。
─ 黒崎 jp くん 。
校内はもちろん 、 この界隈の学生なら知らない人は いないほどの有名人 。 地元の強豪校であるサッカー部の主将 。 モデル並みの端正な顔立ちに 、 均整のとれた体つき 。
明らかに他の同級生とは一線を画し 、 大人びた風貌をしている 。 おまえに170cmを超す身長とくれば 、 女の子が放っておくはずがない 。 各学校にファンクラブがあるほどだ 。
そんな彼の席には少しでも仲良くなろうと 、 色んな女の子がやってくる 。 頬をほんのり染めながら 、 一生懸命アピール 。
恋の力ってすごい 。 私には真似出来ないや 。 みんなの邪魔をしないように合間をくぐり抜け 、 自分の席までたどり着くと 、案の定誰かが座っている 。
立花 美香
クルンとばっちり決まったまつ毛に 、 ぱっちりとした大きな目 。 クラスで1番かわいい立花美香さんから 、
立花 美香
と 、 かわいらしく首を傾げてお願いされれば 断れるはずもなく … 。
浅野 na
力なく笑い 、 席を譲る 。 まぁ 、 これもいつものこと 。
カバンだけ置かせてもらい 、 ホームルームが始まるまで親友の 木下 et と話そうと思って 、 彼女の席まで向かった 。 これもいつものこと 。
木下 et
木下 et
浅野 na
浅野 na
黒崎くんと席が近いと、誰もが経験すること 。 隣の席の鈴木くんだって、 いつも自分の席に座れず避難している。 何も言えない私に、etがあきれ気味にため息をついた 。
木下 et
木下 et
木下 et
tt とは 黒崎 くんの親友 、 森本 tt くん 。 クールで無愛想な黒崎くんとは正反対 。 明るくお調子者で 、 常に彼のまわりは笑いであふれている 。 黒崎 くんほどではないけど 、 人懐っこい笑顔と気さくな性格で彼も何気にモテるのだ 。 2人は幼なじみで同じサッカー部ということもあり 、 いつも一緒にいる 。
女子たち
女子たち
教室に広がるにぎやかな声 。 その輪の中に入れない女の子たちも 、 黒崎 くんの一挙一動を気にしているのがわかる 。
チラッと彼らの方を見てみた 。 たしかにしゃべってるのはほとんど tt くん 。 いつものようにおちゃらけて 女の子たちを笑わせていた 。
立花 美香
立花 美香
立花 さんが 話しかける 。
黒崎 jp
黒崎 くんは目も合わせずうっとうしそうに返事をするだけ 。
木下 et
木下 et
そう 、 et の言う通り 、 黒崎 くんは女の子に対して少し冷たい 。
しかも今は不機嫌モード全開 。 Tt くんのように楽しそうに 会話することもなければ自分から 話しかけることもめったにない 。 そういう硬派な性格も女の子を煽るみたいで 、 自分が1番仲の良い女の子になりたいと 、 みんな頑張るんだ 。
森本 tt
立花 美香
と 、 困惑する立花さんに 、 いーのいーの、 と笑いながら tt くんは次の話題に移る 。 やっぱり 黒崎 くんさ無反応 。 窓からグラウンドを見ているだけ 。 毎日のように取り囲まれ 、 アレコレ話しかけられて きっとうんざりしているのだろう。
モテすぎるのも苦労して大変だなぁ 。 ストレス溜まっちゃうよ 。 まぁ 、 私には一生縁のない話だから ある意味うらやましいけど 。
そんなことをぼんやり考えていたら 、 黒崎 くんが不意にこちらを向いた 。 ヤバい …… 見すぎてたかな ?! 黒崎 くんと目が合う 。 すぐそらせばいいものの 、 あせった私はおもわずニコッと笑顔を向けてしまった 。 何やっちゃってんの私 !! 黒崎くんも 、 こちらを見ながら 眉を寄せて微妙な表情になっている 。 もちろん 、 笑顔が帰ってくるはずもなく …… 。
あたふたとひとりでパニックになっていると 、
木下 et
et も 怪しげに 尋ねてきた 。
浅野 na
── キーンコーン …… 。
木下 et
木下 et
浅野 na
はぁ 、 朝から何やってんだろ …… 。 トボトボ自分の席へ戻った 。
立花 美香
女子たち
チャイムが鳴り終わると 、 立花さんも自分の席に戻り 、 他の子達もそれぞれの教室へと帰っていった 。
森本 tt
黒崎 jp
ヒラヒラと手を振る tt くんに 、 黒崎 くん は 、 うっとうしそうに呟いた 。
森本 tt
バシバシと 黒崎 くんの肩を叩きながら 、 「助け船 、 助け船 」 と tt くんは笑っている 。
黒崎 jp
黒崎 jp
黒崎 jp
森本 tt
森本 tt
黒崎 jp
森本 tt
森本 tt
ビクッと 、 思わず体が大きく揺れた 。 まさか私に話が振られるとは …… 。
浅野 na
私の意見を待つふたりにじーっと見つめられ 、 何も考えられない 。
黒崎 jp
森本 tt
浅野 na
「 だよね ~ ごめんごめん !!」 と 、 言いながら tt くん は 席へと戻って行った 。 ふたりとも私の名前知ってたんだ 。 tt くん なんて下の名前で呼んでたし 。 地味で目立たない私のことを 有名人の彼らが知ってくれていたのは ちょっと嬉しい 。
黒崎 jp
浅野 na
黒崎 jp
ぎくっ !! さっきのことなんて 、 てっきり忘れてるだろうと思ってたのに …… 。 まさか「モテてうらやましい」 なんて考えてましたとは言えず …
浅野 na
あぁ 何言ってんだろ 私 … 。
黒崎 jp
─ ッ !!
苦笑した 黒崎 くん 。 こんな間近で彼の笑顔を見たのは初めて 。 思わず胸が高鳴った これは 、 すごい 。 女の子が騒ぐのもわかる 。 ぽ ~ っと 彼の顔を見つめていると 、
黒崎 jp
今度は少し警戒しながら 、 怪しげな表情になっている 。
浅野 na
浅野 na
思ったことを正直に言ったつもりが 、 一瞬固まった 黒崎 くんに、 また変なこと言ってしまった !! とあせる
浅野 na
はぁ ~ 。 笑顔がキレイなんて男の子に言うセリフじゃないよ 。
黒崎 jp
今度はおかしそうに笑う 黒崎 くん 。 本日2度目の笑顔に 、 しばらくくぎづけになってしまった 。
どうですかね !
文字が多いんですけど頑張りました 👊
読みずらかったらすみません 😢
頑張ったのでいいねお願いします !!
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