テラーノベル
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気付けば周りは明るかった。
気持ち悪い程の快晴。
鼻にはまだ、あのツンとした臭いがある。
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もう、生きる気力を失った。
俺が起きるのが遅かったから。
もっと早く敵に気付いていれば。
ふと、起きる前に見た夢を思い出した。
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現実を見たくなかった。
だから、仮想のシャオロンを作った。
少しでも、シャオロンのために生きるために。
あの国を滅ぼすために。
城の近くまで来た。
ゾムとコネシマが居る。
俺を見つけた途端、急いでこちらに向かって来た。
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城に戻ると、待っていた後輩たちが走って来た。
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扉の前でそう問いかけるとロボロとトントンが出てきた。
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レパロウは部屋の隅で丸くなっていた。
ブツブツとなにかを言ってる。
俺に気付くと直ぐさまこちらに来た。
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湿布を貼って、くるくると包帯を付ける。
少しズキンと痛みが走る。
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正直、みんなと話すのが苦だった。
これがバレてしまうともっと迷惑をかけてしまう。
だから、苦しい事を隠さなければ。
いつものウツとして居なければ。
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コンコンコン
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久しぶりに入った統領室は相変わらず綺麗だった。
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珍しいもなにも、戦争は面倒臭い。
訓練や準備などが忙しく、戦争したいだなんてグルなんちゃらか戦闘狂ぐらいだ。
でも、今は違う。
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久しぶりにウキウキとしたグルッペンを見た。
スキップして部屋を出たと思ったら赤い瞳がこちらを向いた。
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ニヤリと笑い、出て行った。
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