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続き楽しみです
あれから1週間
ユズ
春千夜
ユズ
ツクシ
春千夜
春千夜
ツクシ
いつも通りの日常だった
なのに
その日は突然やってきた
プルルルルル、プルルルルル、
春千夜
春千夜
蘭『うるせーぞ!どうした〜?♡』
春千夜
春千夜
春千夜
春千夜
ツクシ
春千夜
春千夜
春千夜
春千夜
ツクシ
春千夜
春千夜
ツクシ
春千夜
ツクシ
春千夜
春千夜
春千夜
ツクシ
春千夜
春千夜
思えばこの時から
嫌な予感がしていたんだ
呼吸も忘れて走った
だがやはり屋上には鍵が掛かってて
どうやって入ったんだという疑問を捨て、ドアを蹴破った
バァン!!
ツクシ
屋上にいたのはツクシ1人だった
恐らく手から落ちたんだろう、俺に電話を掛けていた携帯が床に落ちていた
春千夜
春千夜
ツクシ
ツクシは返事をしなかった
俺は、通話中に聞こえた『ユズ』という言葉が頭から離れない
その場を見渡してみるも、ユズはいない
春千夜
春千夜
ツクシが向いていた方向は、フェンスの奥に移る空だった
春千夜
どうか無事でいてくれ、という俺の願いは
儚く打ち消された
春千夜
屋上から見下ろした地面には
頭から血を流し、倒れている姿の
ユズがいた
あれから何があったのか
記憶はまるで霧がかかったようにぼんやりしていた
ただ覚えていたのは、
あの後救急車と警察が来て、
俺は救急車に乗り込んで
それから、それから…
春千夜
春千夜
竜胆
竜胆
春千夜
竜胆
春千夜
バタン
春千夜
1番辛いのは俺じゃない
ツクシだ
じゃなきゃあの日
アイツは屋上になんて来なかった
ユズが死んで2日後
俺は任務なんて忘れていた
春千夜
春千夜
春千夜
春千夜
ツクシ
春千夜
春千夜
いや、あんな事があったのに
普通に暮らせという方が無理だろう
春千夜
ツクシ
春千夜
ツクシ
春千夜
春千夜
ツクシ
春千夜
春千夜
ツクシ
春千夜
春千夜
春千夜
ツクシ
ツクシ
春千夜
ツクシは涙を流していた
春千夜
春千夜
春千夜
ツクシ
あいつは俺に微笑んで
呼び止める暇もなく
静かに帰って行った