彼女でいさせてください

ずっと大好きだった幼なじみに 振られました

建物の鏡に映った 自分の顔を見た

結んでた髪も崩れ 泣いてたせいか顔も腫れていた

恋愛の為に頑張った努力も 今はどうでもよくなった

ピロン🎶

そんな時LIMEがきた

みおはしんやの妹だ

私は何故か走っていた

病院に向かって

病院につくと 私は理性を取り戻した

さっき失恋した相手に 会っても気まずいか·····

そう思い私は帰ろうとしてた

私は手を引かれ されるがままに連れていかれた

病室に入ると 頭に包帯を巻いたしんやがいた

本当は否定したくない 彼女になりたい

あれ？私何言ってんの····· 振られたんだよ？私

記憶喪失の時くらい 彼女でいさせてください

傍からみたら カップルに見えるのかな

本当は振られたのに

それから私達は カフェに行ったり買い物したり

楽しくデートをした

ピーンポーンパーンポーン

人身事故のため 終電は運休となりました

私達は少し歩いた

すると

そこには光り輝く クリスマスツリーがあった

あれは大雪のときだった

︎︎

プレゼント交換終了

クスッと笑うしんやに 私は罪悪感を感じた

なぜ私はあんな嘘ついたんだ

ギュッ

私はすごく罪悪感に襲われたが 念願のしんやの胸の中だ

私は言おうとしたことを やめた

そしてそのまま クリスマスを迎えた

私は綺麗なクリスマスツリーを見て 心を浄化されたのか

あの言葉を言おうとしてた

きっとこれで良かったんだ

しんやが記憶喪失になったり

私が彼女って嘘ついたり

一緒にデートしたり

彼女じゃないって告白したり

全部不正解と思ってたけど

全部正解の運命だったんだ