第3話
美味しいはずの料理は味を全く感じられない、
それは相手先の会社が大手であることもある、
だけど、
目の前に座って食事している相手先の部下に気を取られているのは
何よりもの原因だ
相手先の上司
宮野志帆
宮野志帆
こんなの単なる接待、
上手いように言っておけば、 上手いように着いてくる
だから、思ってもないお世辞で
その場を乗り切ろうと無理やり笑顔を作る
相手先の上司
宮野志帆
宮野志帆
いや、ひとつもそんなこと思ってない、
だからか、 笑顔を作るのが段々しんどくなる
宮野志帆
相手先の上司
宮野志帆
目黒蓮
目黒蓮
目黒蓮
目黒蓮
相手先の上司
相手先の上司
相手先の上司
宮野志帆
この上司は何を言ってるのか、
無駄な気遣いにも程がある、
なんて死んでも言えない、
目黒蓮
目黒蓮
宮野志帆
宮野志帆
わかったなんて嘘だって、
元彼のあんたなら気づけるでしょ?
なんて目で訴えても、 私の目なんかひとつも見ない、
まぁそれはそうなのかもしれないけどね、
2年前、
ある日突然、
浮気して嘘ついて、
それがバレたら
私といるより楽しい人がいるだなんて惚気けて、
その癖に私とは別れたくない?
馬鹿馬鹿しい話をしてくれたね、 あの頃は
タクシーアプリでタクシーを呼ぶ彼を横目に、
私はコップに残っていたお酒を飲み干した、
相手先の上司
目黒蓮
相手先の上司
相手先の上司
宮野志帆
宮野志帆
相手先の上司
宮野志帆
相手先の上司
目黒蓮
相手先の上司
酔いに酔った上司を相手するのはなかなかに疲れた、
だけど、 これで仕事が上手くいくなら、
なんて、変わらない地位でもがいて、足掻き続けてはや2年、
あとどれくらいでこの私から抜けられるのだろうか、
そんなことを考えていた私に
頭の上から声が聞こえてくる
目黒蓮
宮野志帆
気まずい雰囲気に 重たい空気、
それを掻き分けてきたのは向こうだった
目黒蓮
宮野志帆
歩き出した蓮はあの頃よりも歩幅が小さく
なんだかあの頃とは違って見えた
だけど、
目黒蓮
目黒蓮
聞きたくない、
宮野志帆
目黒蓮
宮野志帆
いや、違う、 私は蓮なんて呼びたくない
宮野志帆
宮野志帆
目黒蓮
宮野志帆
宮野志帆
宮野志帆
宮野志帆
宮野志帆
宮野志帆
宮野志帆
宮野志帆
宮野志帆
何度言ったらわかってくれるの?
いや、何度言ったら諦めがつくの?
分かりたくないなんて言ってきたって無理だってわかってよ、
私が会いたくないと思った2年 あんたがどういう思いしてたのかは分からない、
いや
分かりたくなんかない
話したって埒が明かない
そう思った私はスタスタと前を歩き続ける
目黒蓮
宮野志帆
幸いにも家がすぐそこ、
当たるような口調で突き放せば来なくなる、
そう思ったよに
目黒蓮
怒鳴るような低い声に体が硬直する、
シンとしたアパートの下、 後ろから頭を乱雑に掻くような音が聞こえてくる、
目黒蓮
目黒蓮
目黒蓮
家の目の前
鍵を取り出してさせれば家の中、
なのに鞄から鍵は出てこなくて、
宮野志帆
宮野志帆
目黒蓮
鍵を見つけたと思えばその手は 彼に取られ
そのまま無理やりの押し付けるようなキスをされる、
宮野志帆
目黒蓮
目黒蓮
宮野志帆
浮かべても無意味の涙を目に、 震えた声で必死の反論をする
だけどそれはただ彼を煽っただけで、なんの効果もない、
むしろ、
目黒蓮
目黒蓮
目黒は掴んだ私の左手から鍵を奪い 簡単に鍵のかかった扉を開けて私を中に引き込もうとする
宮野志帆
押し返そうとしても相手は私よりはるかに背が高い男の人、
力は叶う訳もなく、
そのままされるがままになるの、?
それじゃああの頃と変わらないじゃない、
まだかろうじてできる抵抗で抗っているけど、
この手はいつ止められてもおかしくない、
目黒蓮
無理やり肩を掴んでくる、
ダメ、
このままだとあの頃から私は変われてないことになる、
そう思った時だった、
「志帆?って、 おいお前志帆に何してんの、」
家の玄関から聞こえた何度も聞いたことのある声、
だけどその声は低くて、
怒りに満ちているように感じた、
私は涙で滲んだ目で
その声の主の方を見て確かめた、
やっぱり、彼だ、
第4話まで ♡400以上
意外と長かったはずなのに内容うっす!🤣 以後気をつけます💦💦
目黒様のキャラがそんな人じゃない!って思ってるかもしれないんですけど、私の虚妄設定なのでご了承だけお願いします💦
さぁて来週のサ○エさんはぁ?!←辞めちまえ
「強引すぎる元彼目黒から救ってくれたのは一体?!」 「実は深澤も遊び人、なのに志帆はなぜ腐れ縁としてやっていけているのか?!」
の豪華2本立てでお送りしたいと思います!←予定
気になる方はぜひ ♡の連打と感想💬たくさん待ってます🫶🏼💗
受験生と言うだけでなんか疲れたのかだいぶ狂い始めました←
コメント
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マジで楽しみです!
めっちゃ続き楽しみです!