“ 過 去 作 品 ”

第3話

☆

君の気持ちを知りたい、

そう思って君をLINEでだけど、 呼び出すことにした、

こっそり君に気づいてもらう仕掛けも用意して、

君はロマンチストだってことは知ってるから、

俺が言うあの言葉にも 意味があることは多分気づくと思う、

そのことを利用して、

君の気持ちを聞こうとした、

“星が綺麗やね”

｢俺は君の気持ちを知らないんだ｣

だから教えて、

“君の本当の気持ちを”

♡

君から送られてきたLINEの一文に私は疑問を抱いていた、

君が送ってきたあの、

“星が綺麗やね”

確か意味は、

｢あなたに憧れを抱いていま｣

たまたま、だよね、

2人きりになる口実だよね、？

そう思いながら

君が来るのを待っていた、

☆

君のマンションのインターホンを押す時、

少しだけ、

緊張で手汗をかいていた、

覚悟を決めて

インターホンを勢いよく押す

奥から君が走ってくる音が聞こえてきた

ガチャっと開いたドアから顔を覗かせる君

その姿を見て思わず“可愛い” そう言いそうになった

でも、この気持ちがもし、 一方的だったら、

そう思うと口噤んでしまった

君はさっきのことがあったからなのか、

そっと俺の方に寄り添ってくる

30秒、

1分、

段々と伸びていく沈黙の時間、

やばい、

会話が続かへん、

なんかいい話題、

あーもう

はるの気持ちが気になることしか頭に出てこやん、

なんでなんよ、

頭の中を駆け巡る君を気になって仕方ないという気持ち

君は、俺の言った言葉の意味を、

知ってくれたのかな、

♡

突然始まった沈黙の時間、

私の頭の中では混乱の2文字、

何を話せばいいの？

なんで君は私を呼んだの？

あのことを聞いていいの？

どうしたらいいのか分からないし、

聞いてみてもいいよね？

“星が綺麗やねって、 深い意味あったりしたのかなって、”

黙っちゃった、

変な事聞いちゃったかな、？

気になったけど、

意味が無いなら 聞かなくてもいいよね、

後ろを向いていた私が前を 見ると君は驚いた顔をして言った

君はほんとに レディーファーストな貴公子という 言葉がよく似合う、

そう思っていた私の手を君が そっと握ってくる

また夕方みたいに、

手を繋いで歩いていた、

そんな君は分かれ道に言った、

“グッドナイト、いい夢を”

ってね

第4話まで

♡400以上

なんか変なところで切っちゃったなぁ、

コメントで星が綺麗ですねの意味を予想してくれてた子がいたんですけどめっちゃ正解なの笑

諸説あるからこそのすれ違いなので そこに注目して貰えれば嬉しいです✨

てか私の予想させるのって簡単だったりするのかな、笑

まぁそれは置いておいて

♡ポチポチ待ってます🙇🏻‍♀️