俺は、会社帰りで近道をしようと神社を通った
佐藤
遅くなったな…
佐藤
しょうがない、近道しよう…
不気味で普段通らないが仕方なく通った
すると どん、どん と釘を打つ音がした。
佐藤
こんな夜中に何してんだ?…
佐藤
!?!?
そこには藁人形に釘を打ち付けている白い服の女が立っていた。
佐藤
もしかして…
佐藤
呪いを掛けている途中…?
さすがの俺でもこの呪いの方法は知っていた。
その後一目散に家に帰った。
次の日
神社へいき、神主の方といっしょに藁人形を確認しに行った。
すると俺の写真が藁人形といっしょに釘で刺されていたのだ。
佐藤
!?!?こ、これは…?
神主
これは、丑の刻参りという一種の呪いですね…。この写真があったということはつまり呪われていたのは…
佐藤
おれ…?
神主
…はい
神主
でも丑の刻参りは見られると自分に不幸が来るので大丈夫ですよ。
佐藤
嗚呼、よかった…。
そうして家に帰ると救急車がいた。
妻が倒れてたらしい。
でもその時、呪っていた人の正体がわかってしまった。
作者
どうでしたか?
作者
解説すると、丑の刻参りをしていたのは奥さんです。丑の刻参りを見られると不幸は自分に来る。といわれて帰ると奥さんが倒れていた。こんな偶然、なかなかありません。
作者
皆さんも人に呪いをかける時は十分気を付けて下さいね。
作者
では、また会いましょう。