c💙
青柳戻りましたぁ~....って、どしたん...?

同僚。
....桃猫がやらかした。

c💙
へ、!?

さとみくんの姿を探すと、部長に懸命に謝っている彼が。
c💙
.....でも、ちょっとのミスなら、あいつ成績いいし許されるんじゃ...?

同僚。
....あー、それが...、

同僚。
取引先の社長に来週企画を説明するんだけど...、

同僚。
その企画書を間違えたらしくて...、

c💙
...........、

同僚。
え、ちょッ、!?

同僚。
青柳....ッ、

日向。
....ころんの好きにさせてやんなよ。

同僚。
....で、も...、

日向。
俺らは仕事戻るよ。

同僚。
.....あー、おう....?

部長。
来週には取引先の社長がいらっしゃるんだぞッ、!?

部長。
ただでさえ制作には3週間掛かるというのに...、!

部長。
なんてこと...ッ!!

s💗
.......すみません。

部長。
謝る暇があるんだったら、どうするのか考えなさいッ!!

c💙
.....部長、

s💗
ッ、!?

部長。
.....何だね、青柳。

c💙
桃猫の教育係は僕です。

c💙
責任は全て僕にあります。

s💗
....、は、ころ...ッ、

c💙
だから....

c💙
残り一週間までに、この企画書を完成させます。

c💙
.....、お願いします。

c💙
彼を責めないであげてください。

部長。
....、そこまで言うなら...、ッ

部長。
.....ただし、青柳。

部長。
これに間に合わなかったら...、

c💙
ッ、!

s💗
は、え...、ころ...ッ!

c💙
.....分かりました。

s💗
ころんッ、!!

部長。
....じゃぁ。

s💗
.......チッ、

c💙
こーら、舌打ちしない。

s💗
....でも、ッ

c💙
いいから、それにまだクビって決まったわけじゃないでしょ?

s💗
.....そうだな。

c💙
.....、さぁ、やりますかッ!!

s💗
....おう、ッ!!

日向。
......

c💙
まずはここを_____、

日向。
ほら、ころん、桃猫。コトッ

s💗
お、ありがとう。

c💙
えへへ、日向あんがとッ!!

日向。
....うん。

日向。
あの、さ...、その企画書...、

同僚。
俺もやらせてくれよ。

c💙
うぇ...?いいの...?

日向。
うん、ころんがいなくなるのは嫌だし、3人の方がもっと早いだろ?

s💗
......ありがとな、綾瀬。

c💙
やっぱ日向なんだよなぁ...!

日向。
ほーら、さっさとやるぞ~!!

c💙
おーッ!!!

s💗
おー、w

それから僕たちは、毎日会社に残り、企画書を完成させた。
さとみくんや日向のお陰でなんとか期限ギリギリで仕上げた。
c💙
ふぅ...、完成...?

日向。
一応、な。

s💗
じゃあ、部長に提出してくるか。

部長。
....ふむ、よくできてるじゃないか。

c💙
ッ、!!ありがとうございますッ!、✨

s💗
じ、じゃあ、青柳のクビの件は...、

部長。
......これが作れるなら、青柳にも期待できる。

部長。
まだクビにするわけにはいかんな。

c💙
わぁ...、ありがとうございます...ッ!!

s💗
....よかった...、ッ、ボソッ

日向。
(......何気に、)

日向。
(一番ころんのクビを嫌がって、働いてたのって...、)

日向。
桃猫なんだよねぇ...、

日向。
(やっぱ俺じゃダメか...、)

c💙
さとみくーん。

s💗
ん、?

c💙
休憩行こ~?

s💗
おけ、これ片付けちゃうから、ちょっとまってて。

c💙
はーい。

s💗
ん、行こ。

c💙
へーい。
