テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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魂沌の怪物　　　Chaos Monster (DBRTE外伝)

第1話 - 第1話:end purpleの誕生

2025年01月24日

#among us

#地獄炭火焼き

#DBRTE

#Destroy Battle Royale The End

#アモアス

#アモングアス

地獄炭火焼き

end purple

私を造ったのは貴様か？

nightmare gray

そうだ。俺がお前を造った。

end purple

では貴様が私を造った時のことを教えてほしい。お前が何処で生まれて私を造るまでの間何をしていたかもキッチリ話してもらう。
返答次第では貴様を殺すことも想定しておいた方が良いだろう。

ナレーター

end purpleのその一言によってnightmare grayは一瞬黙って深く考えた。

nightmare gray

では説明しようじゃあないか

ナレーター

今から85年前の"地獄"に"nightmare gray"という名の"死神"が生まれた。
地獄には現世で死んだ生物の魂が集まってくる。死神は地獄の生物が地獄の生態系を崩さない様に、様々な者を適した場所に住まわせたり、争いをおさめたりする。
しかしnightmare grayは生まれつき身体から生える"ワイヤー"によって物を空間ごと削り取り、物の存在を消したり物を跡形もなく消したりする恐ろしい能力をもっていた為、周りの者に恐れられたのだ。nightmare grayはこの力を利用して地獄で行われるイベントに乱入してメチャクチャにしたりして悪事を働いていた。
nightmare grayは戦闘に対して楽しみを覚えてインポスター達の殺し合いに乱入したりしていた。そして、

nightmare gray

戦闘を一緒に楽しめる様な仲間を造ろう‼︎

ナレーター

nightmare grayはそう思い、自分の望む狂った怪物を造る計画実行の為、手始めに仲間外れにされてイジメられていた子供の死神達に優しく接したりするなどをした。その姿はまるで子供の世話をする優しいオジサンの様だったが、実際のところnightmare grayにとってはただ利用したいがための行動であった。そうして数年の年を得て成長した死神達を平野へと連れて行き、死者の魂を集めさせた。nightmare grayは周りの空間を削ると空間が隙間を埋め合う様にくっつき始めた。それにより引き寄せられた周辺の沢山の魂達は衝突して１つになりはじめた。最初は形を保つのも難しかった魂の塊はどんどん安定した形になっていった。nightmare grayは、

nightmare gray

この魂の塊を"魂沌"(コントン)と名付けよう。

ナレーター

と言い、空間を更に削り続けた。多すぎとも思える数の魂が集まり、空中で衝突しあって沢山の魂沌が生まれた。そして最初にできた魂沌が周りの魂沌を、飯を喰らう虎の如く吸収し始めた。そして周辺の魂沌を全て吸収しきった強大な魂沌は、まるで恒星が重力崩壊を起こしてブラックホールになる瞬間の様に押し潰れて、１つの無限大の生命力を持つ怪物が誕生した。たちまち周りに居た死神達は逃げ出したが、nightmare grayはend purpleが目覚めるのを待っている。少し時間が経ちend purpleが目覚めた。

nightmare gray

と、ここまでがお前が誕生するまでの出来事だ。
オレが知っているのはこれが全て、これ以上のことは神でもない限り知らないだろうよ。

end purple

私を造り出したのはその為か。
ところで貴様は私に何をして欲しいのだ？

nightmare gray

それはだな…少しついて来てもらえるか？

end purple

あぁ。私も自分の身体がどれくらい歩けるかだとか、どの程度の力があるのか試してみたい。