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ころん
りさ
翌日、無事に ころんくんが帰ってきた。
ころん
ころんくんは私を見るやいなや、 目に涙をためて頭を下げた。
ころん
ころん
ころん
素直に謝ってくれたし 全然怒ってない。 ...でもちょっと待って? 今、聞き捨てならない単語が 聞こえたような気がするよ...?
りさ
ころん
ころん
ころん
私が好きな人に振り向いてもらうために 髪を切った...?
りさ
そういえば確かに、 好きな人に振り向いてもらうための散髪かって 聞かれて、 そうですって言っちゃった気がする。
りさ
ころん
りさ
りさ
私はころんくんに近づき、 俯いているころんくんを 下から覗きこんだ。
りさ
りさ
りさ
ころん
りさ
りさ
りさ
私が「ごめんね?」と謝ると、 ころんくんはその瞳を揺らし、 大粒の涙を流し始めた。
りさ
りさ
ころん
ころん
りさ
ころんくんは止まらない涙を 必死に服の袖で拭っている。 そんなころんくんの姿を見て、 背中に回した腕に少し力が入る。 ...ころんくんの涙が止まるまで、 もう少しだけこのままでいようかな。
みお
みお
みお
みお
みお
みお
みお
みお