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こんにちはー
はじめましてー
こんばんはー
またまた短編集書いてしまった
今回はキヨくんの彼女目線で見てもらいたくて
上手くかけるか分かりません
それでも良ければ見てください
それではどうぞ!
時刻は20時を回る
今日も仕事でやらかした
通知音と共に通知が届く
彼の実況が上がったらしい
家に帰ったら見なきゃ
早速彼からのメッセージが届く
キヨ
キヨ
キヨ
キヨ
スマホを閉じてまた歩き出す
メッセージだと元気ぽいけど
本当は無気力な彼
実況の時はハイテンションでみんなの笑いを取る
二人の時間も大切にしてくれる
器用にこなす彼は私の憧れ
あの時の私は彼とお付き合いなんて考えてなかった
まさかあの時出逢うなんて思いもよらなかった
数ヶ月前
私はいつものように残業を終わらせて夜道を歩く
耳にはイヤホン、手にはスマホ
いわゆる周りが見えていない、聞こえない状態
疲れたなんて思いながら歩いていると
不意に肩を叩かれる
モブ
その場を離れようと歩き出す
モブ
話しかけてきた男は私の腕を掴む
触られた事に恐怖をいだき大声になる
モブ
人通りが少ない道、助けなんて来ないと諦めてた時
モブ
暗い夜道で街頭に照らされ赤い髪が目立つ男の子
そういうと彼は私の手を取り歩き出す
モブ
後ろから大声で怒鳴り声が聞こえる
彼は無視して私の前を歩く
しばらく歩くと急に彼が手を離す
その場を立ち去ろうとする彼に私は思わず声をかける
わたしがそう聞くと彼はしばらく考えて
キヨ
キヨ
そういうとキヨさんは行ってしまった
私は彼の背中を見送るしか無かった
彼との出逢を思い出していたら家に着く
キヨくんにメッセージを送る
キヨ
感想ね
メッセージを閉じパソコンを起動させる
動画サイトで彼の名前を検索
最新動画をクリックし再生する
すぐに彼とその仲間の声が聞こえてきた
中学生のようなバカ騒ぎでゲーム実況
普段と違う彼の声に初めは驚いた
私を助けた時のキヨくんはどちらかと言うと
あまり人と話すのが得意というわけじゃない
どちらかと言うと苦手で出来れば話したくない
そんな雰囲気を出していた
けど、彼の実況を聞くと大きな声でバカ騒ぎ
仲間とくだらない事で笑い合う
幼いような青年の声をしている
実況を見終わり彼にメッセージを送る
キヨ
それだけ?
キヨ
どうやら答えが違うみたい
それとも照れてるのか
やっぱりメッセージだけじゃ分からない
キヨ
キヨ
どうやら照れてたみたい
キヨ
私彼氏は実況者
実況中は元気で声が大きいけど
普段会うと物静かで
相手に合わせることができる優しい人
そんな彼だから好きになった
私は今日も彼の実況を聞きながら過ごす
私の大切な人は実況者