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今回も最高でした!!👍👍 一気読みさせてもらいましたー😖✊ もー…なんか辛くて悲しい😭😭 思い出してほしいよー桜ー!!!😖💦 でも、その為だけに学校にきてくれるってなんていうかもう優しさが滲み出てるし、桜の性格が出てるなーって思いました🥰🥰
桜ー!!!思い出せー!!🥲 今回の作品感動部分もあって最高すぎます😿💓 やっぱ好きですッッ‼️
わーーかなしい😿😿😿 三春ちゃんの気持ちわかりすぎる😿‼️‼️
校門の前に男の子が 1人立っている。
私が通っているのは 女子高だから…
彼女でも待ってるのかな?
そんなふうに 考えながら歩き進めると、
その人の髪色が 白黒なのが見えた。
三春舞桜
気まずく感じながらも、
平静を装って 通り過ぎようとした、その時。
桜遥
声をかけられて ギクリと肩が上がる。
三春舞桜
桜遥
遥は不服そうに 顔を顰めながら、
私を見下げている。
当時変わらなかった背丈も 今は余裕で越されているし、
声も記憶と全く違く、 低くて。
ドクドクと脈打つ 心臓を無視して、
私は遥に向き直った。
三春舞桜
桜遥
桜遥
桜遥
"なんで"……か。
どう説明するのが 正解なんだろう。
正直に話すのは 気が引けるし、
でも名前を 呼んでしまった限り、
はぐらかす事も 出来そうにない。
俯いて黙っていると、
痺れを切らした遥が 口を開いた。
桜遥
三春舞桜
桜遥
私の苗字を反芻し、
それでも思い出せないのか 気まずそうに頭を搔く遥。
当時遥は私のことを 下の名前で呼んでいたから、
苗字を覚えていないのも 無理はない。
三春舞桜
三春舞桜
桜遥
三春舞桜
桜遥
友達
三春舞桜
桜遥
と、部活の外周で走ってきた 友達がちょうど現れ、
私はまたしても逃げるように 友達の方へ向かった。