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陽華
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陽華
陽華
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じゃあ本編GO(*・ω・)ノ
ちゅーい 主はショタが好きなので、大体私が描く受けはショタです。 橙受け 紫攻め 獣人パロ R 18 ここまできて『嫌だな』と思った方は帰ってね!
ジェルside
ジェル
ひとり暗い洞窟の中身を潜む。もうとっくに遠くへ逃げてしまった仲間に着いていくことは諦めたのだが、それでも、オオカミに捕まるのだけはイヤだった 俺はウサギの獣人で、そんな俺らの天敵はオオカミという恐ろしい獣人達。この広い森の中で生まれ育ってきた俺は、この森に住むオオカミ達の恐ろしさを嫌というほど知っていた。
ウサギは性別関係なく子供を作れてしまう。
それが凶と出てしまい、オオカミ達はウサギを襲って子供を無理矢理産ませるのだという。俺の仲間は優秀だったから捕まったやつはいなかったけど、でも、今は。 逃げ遅れた俺が捕まったウサギ一号になるかもしれないと、そう脳内で警報が鳴り響いていた。よりによってここはオオカミの領地に近く、そして第一強烈なオオカミの匂いがする。この匂いからするとひとりだけれど、一人だからって安心するのは大間違いだ。 獣人は鼻が利く。つまり、俺だけじゃなくここに居るであろうオオカミだってウサギが居るということに気がついているはずだ。 暗い洞窟の中、岩陰に隠れて必死にあいつが通り過ぎるのを祈りながら待つ。俺に出来ることはそれだけだった。
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声が近くなっていって、ざくざくと土を踏む音が少しずつ大きくなる。声を聞くだけで息が詰まって、泣きそうになるのを必死で堪えて涙を拭った
こわい
捕まりたくない
どっかいって
おねがいっ!!!
ゾッと背筋が凍る度、そいつはくつくつと喉を鳴らす。
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ぽろりと涙がこぼれ落ち、縮こまった震える身体を押さえつけながら、そいつのことを警戒していたのだが……
とん
と嫌に優しい手の平が肩に添えられて、俺は恐怖のあまり声も出なかった。
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ジェル
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みいつけた♡
と体の大きいオオカミが、俺の手首を片手で掴む。そしてもう片方の手で俺を抱き上げて、こちらを向いてにぃ、と笑った。
ジェル
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菫の瞳と跳ねた髪は見た事ないほど不思議な色で、ひょいと抱き上げられてすんと鼻を鳴らせばオオカミのおなかを締め付けるような独特な匂いが鼻にくる
……こいつ、発情期だ
そこまで気づいた時にはもう遅く、俺はそいつの家へとまんまと連れ去られてしまったのだった
陽華
陽華
陽華
陽華
陽華
陽華
コメント
2件
めっちゃ続き見たい…… いつできますか?(あッ…失礼かも…)
続き楽しみです!!