駿佑
そう言い、固まった私に近づいてきた
「しまった」、でももう手遅れ。
簡単に体が引き寄せ合い、
口づけされた。
その瞬間、血の気が引いた。
〇〇
駿佑
駿佑
そう言われたら何故…か
眠くな…ってきて……
〇〇
駿佑
「助けて」
なんて声は発することができず
閉じたくないのに瞼を閉じた。
駿佑
駿佑
〇〇
パッチリと目が覚めた。
辺りを観ると
嫌でもここで過ごさないといけなかった
""あの家""
怖い。を通り越して
恐怖。
駿佑
嫌な声と共に姿を見せた駿佑。
五年間一緒だった頃の姿ではなく
目に光が入っていないような
弱く、怖い姿だった。
駿佑
〇〇
駿佑
〇〇
駿佑
〇〇
腐ってるのはどっちだろう。
ほんとに私、なのかな。
ううん。違う。
前に進むことが腐ってる訳がない
駿佑
駿佑
"「一緒なんだから」"
その言葉に体が震える。
そんなことを知らない駿佑は堂々と近づいてきて
手を絡める。
でも、私はそれを振り払った。
駿佑
駿佑
駿佑
駿佑
〇〇
〇〇
駿佑
〇〇
〇〇
これはもう私の意志。
私の好きな人は、
後輩だった、人だから。
駿佑
駿佑
駿佑
駿佑
駿佑
〇〇
なんて言ってもやめてくれなくて
結局、触られることに。
あぁ。
なんで女の子なんだろう
女の子はどんなにつよくても
男の子には敵わない。
駿佑
駿佑
せめて西畑くんに連絡したいな…
西畑くんに連絡をするなんて
この状況じゃ出来ないけど
でも、届いて欲しい。
電波とかなくても。心で
〇〇
駿佑
駿佑
駿佑
駿佑
やめて使わないで
「優しい」なんて言葉、
今の駿佑には似合わないから。
なんて思っても無駄。で
駿佑はどんどん近づいてくる
嫌なことをするために
なんでだろうね。
もうこんなに距離が近いのに
もう何も想わないのは。
もう全部、
染められてるからかな。
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