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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

パラパラ...

求人詩をめくる音が自室に響く中

遠々未 舜華こと舜華は 大きくため息を着いた

(どこもかしこも...似合うバイト無いわ)

見飽きた求人詩の雑誌はあちらこちらに広がり散乱していた

なぜこんな事してるかって ? 決まってるじゃない

【温泉旅行】よ!!

バイトで旅費を稼いで友達と一緒に旅行に行くのよ

でもほぼすべて 時給も悪いし...貯まるとしても

旅行に行って良い時期を通り越すし...

なんせ、温泉旅行といったら 【冬】でしょ?

それなのにもしお金がこの冬の時期以内に収まらなかったら...

全て水の泡よーっ

...と、考えているうちに 全て見終わったかしら?

あら?...部屋のすみに見慣れない 一冊の求人詩が...!!

(残り物には福がある!!)

私はさっそく求人詩を広げた

【リゾートバイト バイト募集中】

リゾート...バイト!!

ええんちゃう !? ええんちゃうこれーっ

時給... 高校生;1200円 一般人;1500円

温泉あり...住み込みあり!

しかも中々綺麗な旅館!

キツイバイトだろうけど... 絶対間に合うわ!

(よーし...舜華さん頑張っちゃうぞ★)

次の日

私はさっそく友達を誘った

「──っていう事があってさ!」

「要するに...一緒に働こう?ってこと...?」

さすが幸希!! 勘が鋭い!

見た目は幼く性格は大人らしい見た目をしているのは

私の幼馴染の西野 幸希こと幸希

「そ!そゆことー!」

「住み込みあり...なら私も行ってみようかな?」

「本当 !? 良かったぁ~。」

「ところで、予約はしたの?」

「あ!まだしてないや。 幸希ぃ~...一緒にしよー♪」

幸希はため息をつき こちらに向かいニコリと笑った

「いいよ♪」

「その前に他1人誘っとく?」

「誰にしよっかー... あ...麗奈は ?!」

雪桜 麗奈こと麗奈 美人で何でもできるスーパー美少女 麗奈に恋する子はとても多く学校では【マドンナ】という印象だ

一応 麗奈も私の幼馴染であり 話しやすい

きっとメンバーとしては中々良いものではないだろうか?

「そうだね。 麗奈に電話掛けよ」

遠々未 舜華

通話終了

通話
10:00

「どうだった...?」

心配そうに幸希が近づく

私は手をグッとの形にし...

「いいって!麗奈♪」

「やった!」

「んー...でも中々苦戦したなぁ」

するとまた幸希は不安な顔になり

「無理矢理誘ったの?」

私は慌てて弁解した

「ち...違うよ!! 引きながらだんだん押すように責めた」

またまた幸希の顔は曇り...

「やっぱり...麗奈忙しかったんじゃ?」

「で...でも【οк=大丈夫】って事でしょ」

「まあ...そうね。」

するといつもの顔にもどる幸希

「それで幸希はいつ来るの?こっちに」

「数十分程で来るみたい...家に。」

「じゃぁ 舜華の家に行こ」

「おじゃましまーす」

綺麗な声を上げこちらに目を合わせたのは雪桜 麗奈だ。

「いらっしゃい!麗奈」

麗奈と私は自室に向かった

「麗奈、おひさー」

自室でゴロゴロしながら ポテチを食べる姿に舜華と麗奈はプッと吹いた

「な...なんよ。」

幸希は顔をだんだん赤く染めた

「しっかり者の幸希もこんな姿するんだなーって思うと...面白くって...ふふっ」

麗奈はつぼり...幸希は顔真っ赤...

こんな姿...幼馴染である私達だけしか知らない姿

幸せだなぁ...

「さて!電話しよ!」

「そ...そうだね!麗奈!もう笑うな!」

「ぷふっ...わ、分かった...ふふっ」

次回へ続く★

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