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さやか

かなの、どうしよう

かなの

どうした〜?

さやか

放課後生徒会の仕事で教室に1人で残ってたんだけど

さやか

帰ろうとしたらドアの前に誰か立ってる

かなの

先生とかじゃなくて?

さやか

今日、先生達全員出張で誰もいないから違うと思う。

かなの

他の生徒とか?

さやか

いるのは私だけ。最終下校時刻の今まで残れるのは生徒会の人だけだから

かなの

あ、そっか

かなの

ちょっとまってて、先輩に聞いてみる

さやか

ありがと〜〜

かなの

さやか、とりあえず音を立てないようにどこかに隠れて

さやか

わかった。ロッカーに隠れる

目に付いた掃除用具入れのロッカーに隠れる。それと同時に何かが教室に入ってきた。

さやか

誰か入ってきたよ

かなの

出ちゃだめ。あと、音も立てないでね

さやか

はーい。

音を立てないように口元を手で覆い、外の様子を伺うが、何も見えない。 ただ、何かを引きずるような、ズルズルという音が響くだけ

さやか

あ、教室から出てきいそうかも

かなの

もしそれが出て行ったら、直ぐに学校を出て。逃げて。

さやか

うん。もう少しの辛抱だね

やっと帰れる、そう思う安心感に包まれた。私は安心し、息を小さく吐いた

お母さん

応答なし

応答なし

刹那、スマホがけたたましく鳴り響いた。 帰りが遅くなったため、お母さんが心配して電話を掛けてきた。

さやか

やばい、電話が鳴った

かなの

え、

かなの

やばいじゃん

かなの

さやか?

さやか

だめ、見つかる

さやか

さやか

ロッカーの前に

さやか

開けられちゃう

さやか

かなの助けて

さやか

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