幼なじみ

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続き 幼なじみ 通報‪✕‬ 今回は桃くんかな

桃くんが喋ろうとした時赤が遮った

僕の腕を引っ張りながら 泣きそうな顔で言う

でも、もう逃げないって決めたしな、

え、クレープ？？ なんなんですか、ほんとに可愛いですね この前言ってたお店のクレープかな、 いくらでも買うのに

中学の入学式 俺はわくわくと不安を抱きながら 教室に入った

だが、俺が朝来るのが遅かったのか もう教室内ではグループが ほぼできていた

こりゃあ、話しかけても友達出来ないな そう思い教室を出て、長い廊下を歩いた

ぼーっと歩いていたらこんな人気のないとこまで来てしまった

早く戻ろう、そう思った

どこからか泣き声が聞こえた、 聞こえた方を見ると階段があった

ホコリやゴミがたくさん、 使われてないんだな

階段を少し登ると、 赤髪の子が蹲っていた

俺はしゃがみ、その子と視線を合わせて話しかけた

俺はポケットからハンカチを取り出し、 赤の涙を拭く

結構かわいいなっと思った

俺と赤は手を繋いで、静かな場所を去った

突然後ろから聞こえた声にびっくりして 俺と赤は振り返った

黄髪の男が立っていた

俺が聞く前に赤は俺の手を離し、 走っていった

俺に初めての友達ができた

クラスは違うが、隣だったから俺はほぼ毎日遊びに行った

黄赤の絡みを見るのが好きだった

俺がそこに入ってもいいのか、 2人は2人でいたいだろうし、

2人は幼なじみですっごく仲がいいのが 見ていてわかった

でも、中2に上がった頃 2人の様子がおかしくなった

俺はずっと気が付かなった

2人が虐められていることに

虐められていることに気がついたのは あの事件

赤から連絡が来て、俺は2の1の教室に走った

詳しくは後で黄赤が話してくれるが、 いじめっ子を黄が殴っていた所を 俺が止めた

あの時は大変だった、 黄が無言で殴り続けていて、赤は蹲って泣いていた

赤の身体、黄の手は赤くなっていた

その後、先生が来て黄といじめっ子は 指導室に行った

そして、赤を保健室に連れて行き 手当をしてあげる

話が終わるのを2人で待ち、眠ってしまった赤をおんぶして黄と一緒に帰る

一言も喋らずにいつもの帰り道を歩いた

俺ら3人は距離を置くように なってしまた

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