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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

柘榴

だんだん後半に近づいてきたな、、、さて、次はどのテーブルにしようかな

私はコップ片手に盛り上がってる周りを見渡した。すると、白いあいつが目に入った。せっかくだから驚かしてみようかな。

柘榴

、、、、、、

ゆっくり音を立てないで近づけば、鶴丸の向かいに座っていた加羅と目があってしまった。

大倶利伽羅

私は声を出さないように加羅ちゃんに静かにとジェスチャーをした。すると、加羅は私が何をしようとしているかを理解したため静かに目をそらしてくれた。そして私は鶴丸の背後までくれば、大きな声を出した。

柘榴

わぁっ!

鶴丸国永

うおっ、、、!?

燭台切光忠

!?

私に気づいてなかったのか、目を見開きながらこちらを見て相当驚いている鶴丸。そして、鶴丸の隣に座っていた光忠も驚いている。

柘榴

どう?驚いた~?

鶴丸国永

こりゃ驚いた、、、まさか主に驚かされるとはな

柘榴

さっきのお返し!あ、光忠はただの巻き添えだよ

鶴丸の隣にいたからね。光忠まで驚かすつもりはなかったんだ、、、ごめんね!

燭台切光忠

驚いたよ、、、いきなりすぎてね

柘榴

ごめんね?鶴丸を驚かしたかったんだけど、光忠隣にいたから、、、

手を合わせながら光忠に謝った。すると、光忠は優しく笑いながら頭をポンポンしてくれる。

燭台切光忠

ははっ、いいよ。鶴ちゃんを驚かせられてよかったね

あぁ、、、優しすぎる。なんていうか、お母さんのような優しさ、、、?ちょっと違うかも知れないけれど、こんな感じなのかもしれない。でも見た目がカッコいいからキュンとする!

柘榴

光忠、、、大好き!!

燭台切光忠

僕も主の事は大好きだよ

柘榴

好きになってくれて、、、本当に嬉しい

私は嬉しくて、光忠にぎゅっと抱き着いた。すると、優しく背中をポンポンしてくれる。何故かは分からないが、それが心地よく安心したように感じた。大好きって言ってもらえるようになったとか、本当に嬉しい。そんなことを考えていれば鶴丸が口を開いた。

鶴丸国永

なんでさっき伽羅坊だけ驚かなかったんだ?

大倶利伽羅

、、、コイツが来てるのは知ってたからな

鶴丸国永

なんで言わなかったんだ!?

柘榴

私が口止めしました。そしたら加羅ちゃんが『分かった。鶴丸を驚かせろ』って言ってくれたの!

大倶利伽羅

言ってないだろ、、、!

柘榴

加羅ちゃんのツッコミが聞けて私は満足だ

私の言葉に倶利伽羅は眉間に皺を寄せて目を逸らした。

燭台切光忠

加羅ちゃんが主の味方をしたんだね、、、これも認めている証拠だ

大倶利伽羅

別に俺は、、、

柘榴

加羅ちゃん、、、私を認めてくれたの、、、?嬉しいよ!

私は加羅の隣に移動して横からぎゅっと抱きしめた。すると加羅は、顔を赤くしながら柘榴を引きはがそうとする。

大倶利伽羅

なっ、、、!くっつくな、、、!

柘榴

まぁまぁ、落ち着きなさい。たまには馴れ合おうじゃない!

大倶利伽羅

チッ、、、

私の言葉に静かになった加羅。あ、照れ隠しなだけで本当は嫌じゃないんだ、、、嬉しい!ってことは加羅ちゃんはツンデレ?

鶴丸国永

加羅坊が、、、馴れ合ってる、、、⁉

燭台切光忠

本当、主って凄いよ

柘榴

宴だからか知らないけど、初めて会った刀剣男士も受け入れてくれたんだよ!

燭台切光忠

それは良かったね。きっと主を認める刀剣が増えたのが影響しているのもあるよね。それと、主のそのフレンドリーな感じについ皆も心を許しちゃうんだと思うよ

燭台切はお酒を飲みながら穏やかに話を進めた。

柘榴

そうかな?でもさ、運が悪ければ斬られて終わるパターンだよね、、、実際に私、鶴丸に首絞められたわけだし

鶴丸国永

主、、、首は絞めてなかったはずだが?まぁ、胸倉は掴んだかもしれないが、、、、、、

柘榴

そしてその後、号泣して寝てしまった鶴丸

鶴丸国永

そ、それはもういいだろう、、、!忘れてくれ、、、

鶴丸は恥ずかしそうに顔に手を当てながら俯いた。

柘榴

忘れないよ、永遠に忘れないから

鶴丸国永

鬼畜か!?

絶対に忘れないんだから!だって、鶴丸との大切な出会いだもん!やった側は忘れても、やられた側は一生忘れないものなんだからね!そんなことを考えながら目線を移動させれば、加羅のグラスが空になっていた。

柘榴

あ、加羅ちゃん何飲む?

大倶利伽羅

自分でやるから放っておけ

柘榴

放っておけないよ~、鶴丸じゃないんだから

鶴丸国永

俺は放っておけるのか!?

柘榴

まぁ、鶴丸は放っておいたら泣きついてきそうなイメージあるかも

鶴丸国永

泣くわけないだろう、、、!子供じゃないんだからなっ

そう言って、鶴丸はグビッとグラスに入った酒を一気に飲み干してこちらにグラスを差し出してきた。というかみんなグラスで飲んでるけど、日本酒って普通盃とかおちょこで飲むものじゃなかったけ、、、?まあ気にすることないか。

鶴丸国永

俺にもお酌してくれよ

柘榴

加羅ちゃん何飲む?

鶴丸国永

無視だと、、、⁉

大倶利伽羅

、、、酒でいい

柘榴

了解!じゃあ注ぐね~

お酒の瓶を持てば、加羅のグラスに注ぐ。それから鶴丸に再び向き合った。

柘榴

はい、鶴丸にも注いであげるよ

瓶を鶴丸に見せながら注いであげると言えば、鶴丸は嬉しそうに顔をぱっと明るくしてグラスを差し出してきた。イケメンなのになんか可愛い、、、。

鶴丸国永

主が優しい、、、ありがたく注いでもらうぞ!

柘榴

私はいつも優しいよーだ

私は鶴丸のグラスにお酒を注いだ。その後、光忠のグラスを見た。

柘榴

光忠は?飲む?

燭台切光忠

あ、じゃあ折角だから主に注いでもらおうかな

柘榴

了解!

そう言ってグラスを差し出してきたため、私はそのグラスにお酒を注いだ。

燭台切光忠

ありがとう。主は?お酒飲むかい?」

柘榴

んー、じゃあ少しだけ飲もうかな、、、、、、このオレンジジュースで割って飲む!

燭台切光忠

OK。じゃあ僕が注いであげるよ」

光忠が私の飲んでた紙コップにオレンジジュースとお酒を入れてくれた。 そして私は注いで貰ったお酒を一口飲む。

柘榴

ありがとう!あー、美味しい、、、

燭台切光忠

残りのテーブルを制覇するまで、飲みすぎちゃダメだよ?

柘榴

分かってるって!

鶴丸国永

そういえば、今日の食事は主が作ったんだろう?

鶴丸が料理を食べながら話題を振ってきた。今のところみんな食べてくれているようで良かった。

柘榴

あ、そうだった!光忠、私の料理どうだった?

燭台切光忠

あ、うん。すごく美味しいよ?僕はいつも料理をする立場だから、こうして誰かの手料理を食べるのは新鮮だよ

柘榴

料理の上手な光忠に褒めてもらえてすごく嬉しい!今度は一緒に料理しようね?

燭台切光忠

うん、もちろんだよ。今度は一緒に作ろうね

大倶利伽羅

、、、お前、酔いが回るの早そうだな

柘榴

え?いきなり⁉酔いが回るの早いのかな?自分じゃあんまり分からないんだけど

鶴丸国永

酒弱そうだもんな。ま、酔い潰れたら俺に任せてくれ!介抱ならいくらでもしてやろう

柘榴

首絞められそうだから遠慮するね。介抱なら加羅ちゃんか光忠にお願いする!

鶴丸国永

首は絞めてないって言ってるだろう!?

柘榴

もう、、、早く酔いつぶれて寝なさい鶴丸

鶴丸国永

なんで寝させる気満々なんだ!?俺はまだまだ酔い潰れないぞ!

鶴丸は不満げに抵抗したもの言いをしてくる。まぁ、鶴丸はまだまだ酔い潰れなさそうだね、、、。みんなお酒強いのかな?私も強いほうだけど神様のみんなだったら負けそう。とりあえず、皆より先に酔いつぶれたくはないな、、、

柘榴

私、ここに居てたら飲みが進んじゃいそうだからもう次に行くね?

燭台切光忠

まぁ、酔い潰れたら他の人と交流できなくなっちゃうものね

柘榴

うん、宴でしか会えないかもだし!だから後は三人で楽しんで?

大倶利伽羅

、、、、、、酒に強いヤツらには気をつけろよ

柘榴

忠告ありがとう、、、気をつける

四天王が突然ブラック本丸の審神者をやることになりました

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コメント

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続きが楽しみです!!

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