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コメント
1件
11歳……ロリ………えっ?ここ天国? 夢小説を書いてた狼ちゃんを思い出して、思わず雪ちゃんもにっこり。
狼(おおかみ)
狼がどこかソワソワしたように、Yくんに問いかけると
一瞬驚いた表情になったが、すぐに先程と同じ、少し呆れているような至って平常のような表情に戻り、言葉を放った。
Y(わい)
狼(おおかみ)
Y(わい)
Y(わい)
Y(わい)
狼(おおかみ)
狼(おおかみ)
狼(おおかみ)
狼(おおかみ)
狼(おおかみ)
狼(おおかみ)
狼(おおかみ)
ぷんすか怒るように狼が文句を言えば、「めんどくさい」とでも言いたげにもう一度狼に聞いた。
Y(わい)
狼(おおかみ)
Y(わい)
狼(おおかみ)
Y(わい)
Y(わい)
Y(わい)
Y(わい)
狼(おおかみ)
しょうもない理由にかける言葉も見つからないほど呆れながら、かけた言葉にはその感情が全て乗っていたような気がしたが
狼はそんな事にも気付かずに堂々と胸を張っていた。
狼の能天気さにある意味救われた瞬間である。
Y(わい)
Y(わい)
狼(おおかみ)
Y(わい)
狼(おおかみ)
狼(おおかみ)
狼の純粋な疑問に、Yくんは例のワープドアに目線を向けながら口を開いた。
Y(わい)
Y(わい)
狼(おおかみ)
ワープドアの仕組みを簡単に説明すると
狼の住む世界を「A」として、こっちの世界を「B」とした時に
Aの住人をBに連れて来るには、Aの住人の意識をBに持って来ないといけない。
でも、ただ意識を持って来るだけだとBに体が無い…
意識がはいる入れ物が無いって言い方をすればわかりやすいか?
だから、こっちで入れ物…要は体をつくってワープドアに繋がってる異空間で
その意識と体を合体させて、Bに実態のある形で呼び出す仕組みなんだ。
その体を作らないと呼び出せないの?
いや、呼び出せなくは無いが実態が無い「幽霊」みたいなものになる。
ふ〜ん…。
あれ?じゃあ、今のあっちの世界の私はどうなってるの?
うーん…
そこまではまだ結果として、分かって無いから憶測での話になるが
狼みたいに、自分がつくった世界なら『ぼーっとしてる』とか『上の空』みたいなもので
狼以外の誰かを呼び出すってなると『寝てる状態』…
夢を見てる状態じゃないと難しいんじゃないか?
えぇ?どうして?
狼は「全て知っている世界」だけどその他の人は「なにひとつ知らない世界」だからな。
『妄想で知らない場所に〜』って言うのは難しいけど、夢なら『夢で知らない場所に〜』で済むから違和感が無いからな。
狼(おおかみ)
狼(おおかみ)
Y(わい)
Y(わい)
Y(わい)
Y(わい)
狼(おおかみ)
長々とワープドアに対して説明し、狼が素直に納得したあと、ぽつりと大きな一人言がこぼれた。
狼(おおかみ)
狼(おおかみ)
Y(わい)