波瑠
はぁ!
ガキン
黎斗
ぐっ
ザザッ
黎斗
(押されてる!)
波瑠
まだまだぁ!
黎斗
おりゃァ!
波瑠
うわぁ!
波瑠は体制を崩し地面に尻もちを着いた
黎斗
勝負あったな
波瑠
くそー
波瑠
まげだー
波瑠
(இдஇ`。)
黎斗
そんなに悔しいか?
波瑠
まぁそこまでじゃないんだけどね
黎斗
なんだお前
黎
おーい!
黎
2人ともー
波瑠
黎!
黎斗
どうしたんだ?
黎
ギルドに行くから準備しろー!
波瑠
はーい!
黎斗
りょーかーい
冒険者ギルド
黎達がギルドに入ったその時
リサ
あ、ライさーん!
黎
どうしたんですか?
リサ
今回はギルドからの緊急依頼がございます!
黎
緊急依頼?
リサ
お呼びしましたギルド長
ギルド長
ご苦労さまです
ギルド長
下がっいて構いません
リサ
承知しました
黎
(何故か俺たちはリサさんに案内されるがままギルド長の元へと訪れた)
黎
(にしてもあのギルド長、若くない?)
支持者
そうですね、まだ鑑定結果が出てないので不明ですが
支持者
まだ30歳未満の可能性が高いです
ギルド長
ごほん
ギルド長
突然呼び出してすまないね
黎
い、いえ……
ギルド長
今回君たちを呼んだのは恐らくリサから聞いて居るだろう
黎
緊急依頼のことですか?
ギルド長
ああ
ギルド長
本来ギルドから1冒険者に依頼を個別で出すことはないんだけど
ギルド長
今回対応出来る人材がいない上
ギルド長
この街のどの冒険者より今回の魔物は強いからね
黎
それで、今回の依頼内容をお聞きしても?
ギルド長
今回の依頼は……
ギルド長
ドラゴン討伐だ
黎
ド……
波瑠
ドラゴン討伐?!
黎
!
黎
びっくりしたぁ
黎斗
波瑠の反応も無理は無い
黎斗
なんせドラゴンは……
ギルド長
そう、ドラゴンはこの世界で最強、1番弱いと言われているレッサーグリーンドラゴンでさえBランク上位の冒険者が5、6人程必要になるからね
黎
……
黎
どうしてそれをCランク冒険者である俺たちに依頼s
ギルド長
黎ってさー珍しい漢字だよねー
黎
!!
黎
な、何故そのことを?
黎
(何故バレてる?)
ギルド長
あ、そうそうさっきから鑑定かなんかしてくるやつ、君のスキルだよね?
黎
!?
支持者
やはりそう言うことですか……
黎
(どういうことだ?)
支持者
さっきから何度も鑑定を使っているはずなのに結果が出ない理由……
支持者
恐らくあの者が抵抗(レジスト)しているからでしょう
黎
(抵抗?)
支持者
本来抵抗は鑑定をかけた者の鑑定スキルの10以上上回っていないと出来ないのですが
黎
(てことは……)
黎
あなた、もしかして鑑定スキルのレベルが30を超えてますね?
ギルド長
おっと、バレてしまったか
ギルド長
どうやら抵抗の仕組みを教えて貰った様だな
黎
!
黎
(支持者のことがバレている?)
黎
(いやまだそうと決まった訳じゃ……)
ギルド長
君はギルド証登録の時支持者のことを書かなかった
黎
!?
ギルド長
何故だろうね?
ギルド長
答えは簡単
ギルド長
国に引き取られ騎士になることを拒んだからだ
黎
……
黎
(もうダメだ否定する材料がない)
黎
あなたは……俺に何を望むのですか?
ギルド長
何を?
ギルド長
僕はただドラゴンノ討伐をして欲しいだけだよ
黎
嘘……ですね
ギルド長
ほう?
ギルド長
何故そう思った?
黎
ドラゴン討伐だけならただ頼むだけでいいはず
黎
それなのに俺に支持者がいること
黎
俺が能力を隠した理由
黎
これをネタに脅す必要があるのか
黎
そう思いました
ギルド長
……
黎
……
ギルド長
…ぷ
ギルド長
あはははははは!
黎
!
波瑠
!
黎斗
!
支持者
!
ギルド長
合格だよ!
黎
はい?
ギルド長
僕はね君を試してたんだよ
黎
試す?
ギルド長
自分の弱みを握られてからの反応
ギルド長
それを僕は見ていた
ギルド長
他にもこの試験を受けた人はたくさんいたよ?
ギルド長
でもみーんな弱みを握られた途端心が折れちゃうんだよね
ギルド長
でも君は事実を聞こうとした
黎
はぁ?
ギルド長
普通ならすごいことなんだよ?
黎
それでこの試験の意味ってなんですか?
ギルド長
……僕の能力を君に譲渡してもらおうと思ってね
支持者
!?
黎
譲渡?
支持者
有り得ません!
支持者
能力の譲渡だなんて出来るはずがないのです!
ギルド長
本来能力の譲渡なんて出来るわけない……
ギルド長
ただ僕の能力がそれを可能にする
ギルド長
僕の能力は「模範者」(もはんしゃ)
ギルド長
それと神眼魔法(しんがんまほう)
ギルド長
このふたつを君に譲渡する
ギルド長
詳しくは支持者にでも聴いてご覧
支持者
神眼魔法……検索失敗……
支持者
模範者……検索失敗……
黎
あの
黎
そこまでしてドラゴンを倒して欲しい理由って?
ギルド長
……
ギルド長
あのドラゴンはね……元々家族みたいなものだったんだ
ギルド長
それまでは普通の家庭だったんだ
ギルド長
でもある日突然僕の家族は〇された
黎
!?
ギルド長
原因は分からない
ギルド長
そして僕のこの体もそのドラゴンのせいなんだ
ギルド長
これは推測なんだけどね
ギルド長
ドラゴンが魔法を放った時は魔力が不安定になって所々魔素になるんだって
黎
(魔素?)
支持者
魔力の素と書いて魔素ですその名の通り魔力と少しの魔素のおかげで魔法は出せます
ギルド長
その魔素を大量に浴びたから体が成長しなくなって神眼魔法と言う特別な魔法を手に入れたと
黎
それなら俺に譲渡したら影響が出るのでは?
ギルド長
いやそれはないと思うよ
黎
どうしてですか?
ギルド長
君は魔力の器が大きい
黎
!?
黎
いつそれを?
ギルド長
ん?
黎
俺はギルドに登録したあと支持者に魔力を抑えるように言われました
黎
何故ですk……!
黎
もしかして
黎
あの時の視線!
支持者
どうゆうことですか!?
黎
(冒険者登録をしてギルドを出たあと微かに視線を感じたんだ)
黎
(そしてその時に感じた視線と同じ目をしてるのが)
支持者
ギルド長……ということですか
ギルド長
どうやらバレているようだね?
黎
俺がギルドを出たあと俺のことを見ていたのはあなたですね?
ギルド長
あぁその時に僕は君を勇者だと思った
ギルド長
だが……
ギルド長
これ以上は自分で言うといい
黎
あぁ
ギルド長
そういえば譲渡がまだだったね
ギルド長
そこにしゃがんでて
黎
こう……でいいですか?
ギルド長
あぁ
キィィィィィィ
ギルド長が手をかざしたその時黎が光に包まれた
波瑠
ま、まぶしい!
黎斗
どうなってる!?
光が収まった
ギルド長
ふぅ
黎
!
黎
これが……神眼魔法!
黎
ギルド長、姿が変わってないようですが……?
ギルド長
どうやら仮説は外れたようだね
ギルド長
君に能力を譲渡したら僕は〇ぬかと思ったが……
ギルド長
どうやら姿はそのままのようだな……
黎
ギルド長
ギルド長
何?
黎
僕から2つお願いしても良いでしょうか
黎
僕の能力を黙っていて欲しいのです
ギルド長
あぁそれは約束しよう
ギルド長
そしてもう1つが?
黎
これは1つ目に繋がるのですが……
黎
ギルド長を続けて貰えますか?
ギルド長
……
ギルド長
本当は能力を譲渡した後、〇ななかったら
ギルド長
この座を引退しようと思ったが
ギルド長
君の頼みならしょうがないまだ続けるとしよう
黎
ありがとうございます!
ギルド長
こちらこそありがとう
ギルド長
そしてよろしく頼む
黎
はい!
ごーや
いかがでしたか?
ごーや
現在時刻が午前の3時半と言う訳のわからん時間ということもあり
ごーや
誤字が多いかもですが
ごーや
気にせずお楽しみください
黎
なぁ
ごーや
ん?
黎
お前ってさ
支持者
すっごく極端ですね
波瑠
それは思った
黎斗
前回から5時間も経ってないぞ?
ごーや
いやこれには事情があってだな
ごーや
Twitterの方で言ってたけど
ごーや
現在帰省中で車で向かってるからかれこれ10時間くらい座りっばなしで暇なんですわ
ごーや
とまぁ私情が入りましたがこんな感じでまじでマイペースで進めて行くので
ごーや
ご承知願います
ごーや
続きを待って居ます等のコメントをして頂くと投稿するかもです
ごーや
この話が気に入ったら♡、フォローしてください
ごーや
大変モチベーションが上がりますので
ごーや
それでは今回も
ごーや
ご視聴ありがとうございました(*^^*)