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アウラウラ
4
なっちゃん
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コメント
1件
うわぁ……第2話、めちゃくちゃ重かったけどすごく良かった…🥀 唾切さんの最期の想いが蓬さんに届いてて、それを遥ちゃんがちゃんと受け止めてたのが切なかった。「敵だから倒すんじゃなくて、力があるから救える」って台詞、遥ちゃんの強さと優しさが本当に沁みた。 最後、芽衣ちゃんの見送りでちょっと泣きそうになったよ…。このチーム、すごくあったかいね🤍
蓬さんは唾切さんの元に戻り、 しばらくその場に立っていた。
蓬さん
いつも冷静な蓬さんが、 珍しく表情を崩す。
蓬さん
蓬さん
蓬さん
唾切さんの想いを胸に、 蓬さんは再び戦場へ向かう。 そして遥ちゃん、迅くん、 京夜さんの前に現れる――。
すると京夜さんが遥ちゃんを見る。
京夜さん
遥ちゃんは少し驚いて振り向く。
一ノ瀬遥
そして京夜さんは蓬さんへ視線を向ける。 少し間を置いて――。
京夜さん
京夜さん
迅くんが呆れた顔をする。
迅くん
蓬さんが結界を広げる中――。 京夜さんが構え、 迅くんも力を込める。
蓬さん
すると遥ちゃんが前に出る。
一ノ瀬遥
一ノ瀬遥
その言葉に、周囲の空気が変わる。 遥ちゃんの身体から、 八つの属性の力が溢れ出す。 炎、風、雷、水、氷、土、光、闇――。 蓬さんは目を細める。
蓬さん
一ノ瀬遥
その瞬間。 遥ちゃんの両手に二つの力が集まる。 右手には眩い光。 左手には深い闇。 相反する二つの力が混ざり合い、 蓬さんへ向けられる。
一ノ瀬遥
一ノ瀬遥
光と闇が混ざり合った一撃が放たれる。 蓬さんは結界で受け止める。 しかし――。 バキッ……! 少しずつ結界に亀裂が入る。
蓬さん
京夜さん
迅くん
――戦いの後。 蓬さんは倒れながら、 遥ちゃんを見る。
蓬さん
蓬さん
遥ちゃんは静かに答える。
一ノ瀬遥
一ノ瀬遥
蓬さんは驚く。
蓬さん
遥ちゃんは頷く。
一ノ瀬遥
一ノ瀬遥
その言葉に、蓬さんは息を呑む。 唾切さんが最後まで戦った理由。 それは勝つためだけじゃなかった。 ――蓬さんを残すため。
一ノ瀬遥
一ノ瀬遥
蓬さんは俯く。
蓬さん
そして遥ちゃんを見る。
蓬さん
遥ちゃんは答える。
一ノ瀬遥
その瞬間、蓬さんは気づく。 唾切さんが最後まで 守ろうとしたものは―― 自分自身だったのだと。
京夜さんは少し怒ったように言う。
京夜さん
京夜さん
遥ちゃんは少し目を伏せる。
一ノ瀬遥
迅くんも隣で黙って聞いている。 京夜さんは続ける。
京夜さん
京夜さん
迅くんが静かに口を開く。
迅くん
一ノ瀬遥
一ノ瀬遥
一ノ瀬遥
一ノ瀬遥
そして遥ちゃんは続ける。
一ノ瀬遥
一ノ瀬遥
京夜さんは困ったように笑う。
京夜さん
静かな沈黙の中、 蓬さんがゆっくりと口を開く。
蓬さん
蓬さん
京夜さんと迅くんが黙って聞く。 蓬さんは視線を落とす。
蓬さん
蓬さん
蓬さん
その言葉に、 遥ちゃんは蓬さんを見る。 そして静かに頷く。
一ノ瀬遥
一ノ瀬遥
一ノ瀬遥
一ノ瀬遥
一ノ瀬遥
だけど――。 遥ちゃんの表情が少し曇る。
一ノ瀬遥
一ノ瀬遥
蓬さんは黙る。 遥ちゃんは責める ようではなく、 まっすぐ伝える。
一ノ瀬遥
一ノ瀬遥
迅くんは静かに頷く。 京夜さんも遥ちゃんを見る。
京夜さん
京夜さん
蓬さんは遥ちゃん の言葉を聞いて、 静かに目を伏せる。
蓬さん
蓬さん
遥ちゃんは頷く。
一ノ瀬遥
一ノ瀬遥
――四季くんと真中さんの戦いの後。 激しい戦闘の余波で、 建物崩れ始めていた。 瓦礫が落ち、地面が大きく揺れる。
蓬さん
蓬さんは立ち上がろうとする。 しかし、身体はもう限界だった。
蓬さん
その時――。 遥ちゃんが駆け寄る。
一ノ瀬遥
一ノ瀬遥
そして――。 蓬さんをお姫様抱っこで抱き上げる。
蓬さん
蓬さんは驚く。
蓬さん
遥ちゃんは真剣な表情で答える。
一ノ瀬遥
一ノ瀬遥
少し離れた場所で 見ていた迅くんと京夜さんも驚く。
迅くん
京夜さん
蓬さんは遥ちゃん の腕の中で、 しばらく黙る。
蓬さん
遥ちゃんは前を向いたまま言う。
一ノ瀬遥
一ノ瀬遥
蓬さんは静かに思う。
蓬さん
蓬さん
蓬さんは小さく笑う。
蓬さん
そしてこの瞬間から―― 蓬さんにとって遥ちゃんは、 ただの敵ではなく。 心から尊敬し、 大切に思う存在になっていった。
――戦場の外。 崩れ落ちる結界から逃れ、 遥ちゃんは蓬さんを 抱えたまま安全な場所まで移動する。 ようやく足を止めると、 遥ちゃんはゆっくり蓬さんを降ろす。
一ノ瀬遥
蓬さん
遥ちゃんが首を傾げる。
一ノ瀬遥
蓬さんは小さく笑う。
蓬さん
蓬さんは自分を助けて くれた遥ちゃんを見る。
蓬さん
遥ちゃんは少し考える。
一ノ瀬遥
一ノ瀬遥
蓬さんは少し笑う。
蓬さん
蓬さん
遥ちゃんは静かに頷く。
一ノ瀬遥
一ノ瀬遥
――蓬さんを安全な場所まで運んだ後。 遥ちゃん、京夜さん、迅くんの三人は、 待っている仲間たちと 合流するために歩き出す。 戦いの疲労が、 少しずつ身体に出始めていた。
一ノ瀬遥
遥ちゃんはそう言いながら歩いていた。 でも――。 一歩。 また一歩。
一ノ瀬遥
足が止まる。 迅くんが振り返る。
迅くん
遥ちゃんは無理に笑おうとする。
一ノ瀬遥
しかし、その瞬間。 身体の力が抜ける。
迅くん
京夜さんがすぐに支える。
京夜さん
京夜さん
そして――。 京夜さんは遥ちゃん をお姫様抱っこで抱き上げる。
一ノ瀬遥
遥ちゃんが驚く。 迅くんも目を丸くする。
迅くん
ふと、 京夜さんは違和感に気づく。 自分の服に、 少しずつ赤い跡がついていた。
京夜さん
一ノ瀬遥
京夜さんはすぐに足元を見る。
京夜さん
遥ちゃんは少し驚く。
一ノ瀬遥
京夜さん
京夜さんは少し困ったように言う。
京夜さん
迅くんが隣で心配そうに見る。
迅くん
その時――。
だのっち
だのっち
振り向くと、そこには 無陀野先生(だのっち)が立っていた。 京夜さんが言う。
京夜さん
京夜さん
だのっちは遥ちゃんを見る。
だのっち
だのっち
遥ちゃんは少し申し訳なさそうにする。
一ノ瀬遥
だのっちはため息をつきながらも、 すぐに治療の準備をする。
だのっち
京夜さん
その言葉に、遥ちゃんは少し安心する。 そして――。 だのっちは周囲を見る。
だのっち
だのっち
一ノ瀬四季
――治療場所へ向かう途中。 四季くんは、 別の看護師さんに肩を 貸してもらいながら歩いていた。
その時――。
芽衣ちゃん
突然、小さな女の子が駆け寄ってくる。
それは、四季くんが 戦いの中で助けた芽衣ちゃんだった。 芽衣ちゃんは涙を浮かべながら、 遥ちゃんの方へ走っていく。
芽衣ちゃん
一ノ瀬遥
四季くんがすぐに反応する。
一ノ瀬四季
一ノ瀬四季
芽衣ちゃんは首を振る。
芽衣ちゃん
芽衣ちゃん
芽衣ちゃん
京夜さんが少し笑う。
京夜さん
迅くんも苦笑する。
迅くん
四季くんは少し照れくさそうにする。
一ノ瀬四季
一ノ瀬四季
芽衣ちゃんは涙を拭いて笑う。
芽衣ちゃん
――戦いの後。 京夜さんは周囲を見渡す。
京夜さん
そう言った瞬間、全員が周りを見る。 しかし――。
京夜さん
京夜さん
激しい戦闘の影響で、 建物の一部は崩れていた。 そこへ、 別の看護師さんが確認しながら言う。
看護師さん
京夜さん
迅くんも頷く。
迅くん
京夜さんは安心したように笑う。
京夜さん
……しかし。 返事がない。
京夜さん
見ると――。 遥ちゃんは京夜さんに 抱えられたまま、 静かに眠っていた。 戦いの緊張が解けたことで、 とうとう限界が来たのだ。 京夜さんは少し驚いて、 それから優しく笑う。
京夜さん
迅くんも小さな声で言う。
迅くん
柔らかな風が吹く、 一面に花が咲き誇る場所。 青い空の下、色とりどりの花が揺れ、どこか懐かしく温かい景色が広がっていた。 遥ちゃんはゆっくりと目を開ける。
一ノ瀬遥
唾切さん
一ノ瀬遥
唾切さん
唾切さん
遥ちゃんは驚いて目を見開いた。
一ノ瀬遥
唾切さん
唾切さん
一ノ瀬遥
唾切さん
唾切さん
少し間を置いて、静かに口を開く。
唾切さん
唾切さん
一ノ瀬遥
唾切さん
唾切さん
一ノ瀬遥
その言葉を聞いた唾切さんは、 心から安心したように笑った。
唾切さん
一ノ瀬遥
花びらが風に乗って舞い上がり、 唾切さんの姿は 少しずつ光に溶けていく。
唾切さん
そう言い残し、 唾切さんは穏やかな笑顔のまま、 花畑の光の中へと消えていった。
――翌朝。 治療を終えた遥ちゃんは、 静かな病室でゆっくりと目を覚ます。
一ノ瀬遥
身体を起こそうとすると、 足に軽い痛みが走る。
一ノ瀬遥
すると、近くにいた 看護師さんが気づいた。
看護師さん
看護師さん
看護師さんは安心したように笑う。
看護師さん
遥ちゃんは少し照れくさそうに笑った。
一ノ瀬遥
一方、その頃――。 四季くんはまだ眠り続けていた。 傷も多く、身体への負担も大きかったため、医療スタッフは安静を優先していた。 そして――2日後の朝。
一ノ瀬四季
四季くんがゆっくりと目を覚ます。
一ノ瀬四季
近くにいた看護師さんが笑顔になる。
看護師さん
だのっち
四季くんが視線を向けると、 そこにはだのっち(無陀野先生)がいた。
一ノ瀬四季
だのっちは腕を組みながら笑う。
だのっち
四季くんは少し慌てたように尋ねる。
一ノ瀬四季
だのっち
だのっち
だのっち
一ノ瀬四季
一ノ瀬四季
胸をなで下ろしながら、 妹が無事だと知って 安心するのだった。
翌日の夜。 港には出港を待つ船が 静かに停泊していた。 遥ちゃんたちが 乗船しようとした、 その時――。
芽衣ちゃん
後ろから元気な声が響く。 振り返ると、 息を切らせながら 芽衣ちゃんが港まで駆けてきていた。
芽衣ちゃん
遥ちゃんは少し驚きながら笑顔になる。
一ノ瀬遥
芽衣ちゃんは 遥ちゃんの前まで来ると、 にこっと笑う。
芽衣ちゃん
一ノ瀬遥
芽衣ちゃん
だのっちは軽く手を振る。
だのっち
四季くんも優しく笑う。
一ノ瀬四季
船員から出港の合図が響く。
船員さん
遥ちゃんたちは 船へ乗り込み、甲板へ出る。 芽衣ちゃんは岸壁から 大きく両手を振る。
芽衣ちゃん
一ノ瀬遥
一ノ瀬四季
夜の海に船がゆっくりと進み始める。 港が少しずつ遠ざかる中、 芽衣ちゃんは船が見えなくなるまで、 ずっと笑顔で手を振り続けていた。