吏穏
怖いか。?
樹
ッ!?
樹
怖く、ないです。(震)
吏穏
じゃあなんで。
吏穏
そんなに震えてるんだ。
樹
ッ!?
樹
不安なんです。
吏穏
不安。?
樹
僕みたいな奴が。(泣)
樹
百合君とこんな事していいのかなって。、グスッ
吏穏
なんで。
吏穏
自分なんかって思うんだ。
樹
えっと。
樹
それ、は...
樹
ウルウル...
樹
グスッ...
樹
ウゥゥ...(泣)
吏穏
泣くな。
樹
ごめんなさい。(泣)
吏穏
謝らなくていい。
吏穏
お前はは何も悪いことをしてない。
吏穏
だから、謝るは必要ない。
樹
百合君...ウルウル
吏穏
お前って奴は。
吏穏
泣くなって。(笑)
樹
ごめんなさい。(泣)
樹
ごめんなさい。グスッ
吏穏
だから(笑)
吏穏
まぁ、いっか(笑)
その日の夜
零
吏穏。
零 -ゼロ- 吏穏の父
零
伝説の血は見つかったか?
吏穏
ッ?!
吏穏
いえ、まだ。
吏穏
見つかっていません。
零
まだ見つけられていないのか。
吏穏
申し訳ございません。
零
何故だ。
零
何故見つけ出すことが出来ない。
零
何のためにお前にやらせていると思ってる。
吏穏
申し訳ございません。
零
謝れば伝説の血は見つかるのか?!!
吏穏
ビクッ
零
見つけ次第。
零
殺せ。
零
お前の近くに必ず居る。
零
しくじるなよ。
吏穏
御意。
吏穏
伝説の血。
吏穏
花山樹...。
次の日
先生
ここテスト出るぞ〜
生徒
はぁい。
先生
じゃ次。
先生
1295ページ開いて〜。
樹
百合君。(心)
樹
今日も美しい✨(心)
吏穏と目が合う
樹
ッ?!
吏穏
(口パクで何か言う)
樹
???
樹
か
樹
お
樹
が
樹
あ
樹
か
樹
い
樹
?
樹
えっ?!!
先生
どうした?花山
樹
えっ?
先生
顔赤いぞ?
樹
あ、いや、あの。
樹
えっと。
ピトッ
おでこに手を当てる
吏穏
うわ、熱あるじゃん!
先生
ほんとか?
先生
どれ?
先生もおでこに手を当てる
先生
そうか?
吏穏
暑いですよ!
吏穏
ね?
吏穏の目が赤くなり先生を洗脳する
先生
はい。
吏穏
じゃ保健室行ってきマース
ガラガラッ
保健室の先生
あれ?百合君と花山君?
保健室の先生
どうしたの?
樹
あ、どうも。
吏穏
おい。
保健室の先生
どうしたの?
吏穏
俺の目を見ろ。
保健室の先生
あ、うん。
吏穏
スゥ-...
目の色か変わる
吏穏
眠れ。
保健室の先生
ッ...
樹
ちょっと!
樹
どういうこと!
吏穏
黙れ。
カーテンを全て閉める
樹
ちょ、百合君!
樹
百合君!
ドサッ
吏穏
黙れ!!!
樹
ビクッ!?
樹
どうしたの...?
吏穏
血...。
吏穏
喉...乾いた...。
樹
わかった。
吏穏
カプッ...
吏穏
ヂュュュュュ...
吏穏
ヂュッ...ヂュュッ...
吏穏
ペロッ...
吏穏
悪い。
樹
なんでそんな顔するの?
樹
すごい、悲しそう。
吏穏
なんでもねぇよ。
吏穏
ありがとな。
吏穏
お呼びでしょうか。
零
あぁ、呼んだ。
零
俺から一つ提案がある。
零
この薬を使え。
吏穏
ッ...これは?
零
狂気薬だ。
吏穏
えっ?
零
お前は意味の無い心を持って人間を殺せない時がある。
零
だからこれを自分に打って伝説の血を殺せ。
吏穏
ですが!
零
お前の体にも後遺症が残る
零
そんなことわかってる
零
だからなんだって言うんだ?
吏穏
ッ?!
零
失敗したら。
零
お前は排除する。
吏穏
ッ...?!
吏穏
御意。