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僕はいつも通りの日々を過ごし家に帰ろうとして歩いていた時だ

ドンっ

誰かとぶつかってしまいこけさせてしまった

すみません、と謝りつつ手を差し伸べる

でも彼女は手を掴まず自力で立った

不思議に思いながら顔を見ると見たことのある顔

未来さんだった

未来

安室....さん?

安室

未来さん?

驚いた顔をする未来さん

未来

偶然ですね

と笑う未来さん

服には血が付いていた

少し怪しげに思いながら

安室

....そうですね

そう返事を交わす

未来

どうしました?

そう聞かれる

安室

服に赤いものが付いていますよ

一言そう言うと未来さんは

未来

あぁ、これは...

と話し出そうとする

それを遮り

安室

こっちへきてください

と言う

不思議そうな驚いた様子でついてくる彼女

そういえばこの人男性恐怖症だったな、大丈夫か?と思いつつ手を引っ張る

安室

入ってください

易々と男の部屋に入る未来さん

未来

はい

未来

....

少し沈黙があった

未来

どうしましたか?

問いかけられる

考えるよりも先に口が動いていた

安室

警察は嫌いですか?

変なことを聞いてしまったな、と思いつつ返事を待つ

心ここに在らず

その言葉がぴったり合うような顔をする未来さん

未来

わかりません

未来

警察は憎いのかもしれないけど

未来

警察は偉い人なんでしょ?笑

未来

だから、好きですね

そんな返答をする未来さん

その目は悲しみを捉えていた

心が痛む中、あることを考えた

安室

未来さん、お風呂に入ってきてください

未来

未来

はい

パタン

閉まる扉

一気に顔が赤くなる

未来さんはコケた拍子に体を濡らし下着が透けていたのだ

気づいていないといいな

そんなことを思いつつここからどうしようと考える

安室

服、用意しないと

思い立ったが早い

服を用意して洗面台に置いた

少し大きいかな、と思いつつリビングへ戻る

未来さんのあの返答は過去に何かあったとしか思えない

彼女は何を抱えているんだろうと思う

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