総統様は" 信 じ て 欲 し い"

俺は軍を出てから歩き続けた

見つからないように

少しでも遠くへ

遠くへ

遠くへ行き続けた

これから先どうすればいいかなど分かるはずがない

今まで衣食住は完璧に備わった環境だったのだから

サバイバルなど知るか

仲間のことが頭をよぎる

俺は近くの国まで

重い足取りで歩き続けた

ｻﾞﾜｻﾞﾜ....ｶﾞﾔｶﾞﾔ...w

賑わっている素敵な場所

俺はとある小さな国というより村にたどり着いた

俺は村の奥へと進み

住人を探し始めた

あぁ、この村は素敵なんだな

また仲間とこうやって...

落ち着く

この家は暖かいな

俺は椅子に腰をかける

あぁ....これを求めていたんだ

この感じ

何気ない日常を楽しめる

俺はこれが好きなんだ

元々、彼奴らともそうだったな

俺はラベンに全てを話した

ラベンは黙って聞いてくれた

俺が喋り終わったあとは

「よく頑張ったな」と言ってくれた

その優しさに俺は泣いてしまった

そのまま力尽きて眠りについた

裏切り者

信じてたのに

最低やな

消えろ

二度と帰ってくるな

一方その頃wrwrd軍では

𝙉𝙚𝙭𝙩 .♡500