陸は明里の腕を強く引っ張って道を進んでいく。
涌井 明里
涌井 明里
明里は無理やり陸から手を振り払った。
水木 陸
水木 陸
水木 陸
涌井 明里
涌井 明里
涌井 明里
水木 陸
涌井 明里
水木 陸
涌井 明里
涌井 明里
水木 陸
水木 陸
明里は陸から背を向け、歩き出した。
ガチャ…と明里は家に入った。
涌井 明里
明里は玄関の扉にもたれ掛かり、そのまま力が抜けたように腰を下ろした。
涌井 明里
なにが間違ってたの?
私が嫉妬しちゃったこと?
凪沙ちゃんを叩いちゃったこと?
陸くんを突き放さなかったこと?
いや……
全部間違ってたんだ
やる事なす事……全部裏目に出る
なにが正解かわかんないよ……!
凌くんと合わせる顔が
ないよ……
コンコン、とノックされる。
水木 陸
すると、光が扉から顔を出した。
水木 光
水木 光
水木 陸
水木 光
水木 陸
水木 陸
水木 光
水木 陸
水木 光
水木 陸
水木 光
水木 光
水木 陸
光はガチャ、と扉を閉め、出ていった。
水木 陸
勢い余って凌のこと殴ってしまった
水木 陸
「お前に少しでも隙があれば俺は明里さんを奪いにいく」__
水木 陸
きっと今の状況が"隙"なんだろうけど
ズキズキ……と心が痛む。
明里さんの顔を悲しませてまで明里さんを奪いたいとも思わない
水木 陸
俺は、どうしたいんだ……?
ガチャ……と凌は玄関の扉を開け、中に入る。
するとリビングからドタドタという足音と共に
凪沙が慌てたようにリビングから走ってきた。
南 凪沙
桐山 凌
南 凪沙
南 凪沙
桐山 凌
桐山 凌
南 凪沙
南 凪沙
凌の右頬は赤く腫れ上がっていた。
凪沙はその頬に手を伸ばす。
桐山 凌
パチンッ…と凌は思わず凪沙の手を振り払った。
南 凪沙
桐山 凌
桐山 凌
南 凪沙
南 凪沙
桐山 凌
南 凪沙
桐山 凌
南 凪沙
南 凪沙
桐山 凌
桐山 凌
南 凪沙
南 凪沙
桐山 凌
南 凪沙
桐山 凌
桐山 凌
凌は凪沙の脇を通り、自分の部屋へ入っていった。
南 凪沙
南 凪沙
南 凪沙
ー次の日 放課後ー
南 凪沙
友達
凪沙は友達と談笑しながら帰っていた。
友達
南 凪沙
凪沙は足を止めた。
校門にもたれかかるように、陸が突っ立っていた。
友達
友達
友達
南 凪沙
南 凪沙
南 凪沙
南 凪沙
南 凪沙
凪沙はニコッと笑う。
友達
友達
友達
友達は手を振って歩いていってしまった。
南 凪沙
凪沙は新呼吸をして、ニコッと笑顔を作る。
ゆっくりと陸へ近づいた。
南 凪沙
水木 陸
水木 陸
水木 陸
南 凪沙
凪沙は大きな口で笑って陸の背中をバシバシと叩いた。
水木 陸
南 凪沙
南 凪沙
水木 陸
水木 陸
南 凪沙
水木 陸
水木 陸
南 凪沙
凪沙は陸から目を逸らす。
南 凪沙
南 凪沙
逃げようとする凪沙の腕を掴む。
水木 陸
南 凪沙
南 凪沙
南 凪沙
南 凪沙
水木 陸
水木 陸
南 凪沙
陸……って
中学の時からいつも凌ちゃんから逃げてばかりで
嫌いなんだ
……まるでいつも嫌なことから逃げてる
私を見てるみたいで__
南 凪沙
私だけか
中学から……いや、
小さい時から時が止まってるのは。
コメント
4件
別れてほしくない! 早く仲直りしてー!
続き待ってまーす!
明里ちゃんと凌くん、どうなるんだろうね....?? ちょっとヤバくない、、?お互い様で良いと思うけど、そういう所だよね〜〜.. 早く仲直りしてほしいな〜〜、、