わかってる
自分が招いた事だって
でもさ、
アイツらの言いなりになんて死んでもなりたくない
母
私は今、ベットの下に身を潜めている
アイツの前になんか行きたくない
母
母
どうせいつも作って無いくせに。
ガチャン!!
行ったかな、、?
私の母さんは
毎日夜だけにしか帰ってこない
仕事もしてない
ずっと男と遊んでるだけなの
父さんは?だって?
知らない。あった事ないよ
とにかく、家には誰もいない
そもそも何でこんな事になったのか。
それは母さんが言うに私のせいなんだって
私、雑誌でモデルやってんの
幼稚園くらいからずっとでさ、
でも、だんだん母さんはそれが嫌になってきたんだって
自分の子供が人前にいることが。
それから母さんは、
嫌がらせみたいに何もしてくれなくなった
幸いモデルのお金とか事務所からのお年玉みたいなのがあったから、
ギリ生活は出来てる。
でも余裕は無いよ
恵茉
美羽
恵茉
美羽
美羽
恵茉
恵茉
美羽
恵茉
唯一の至福の時間は
友達とのお喋り。
更に、
そのお喋りが恋話になったら最高!
まぁそれは、
私と充実した生活が無縁なだけだからかもしれない
でもね、
私にとって友達は無くてはならないもの
私がスカウトされた時は菜音のお母さんが手伝ってくれた
雑誌のオーディションだって
恵茉が手伝ってくれた。
綺麗事だってみんな言うかもしれないけど
1人でだったら出来なかったこと。
そこら辺では、
私は随分幸せ者だと思う
でもね、母さんは
私がモデルになった時に言った
母
母
美羽
母
母
母
母
母
母
母
散々に言われた。
あの時を機に、
母さんと喋ってない。
でも良い。
あんな親に何か世話にならない。
私は自分で這い上がれる。
恵茉
恵茉
美羽
美羽
恵茉
美羽
私は
落とし穴を埋め直すよ
コメント
3件
え、すごい!!!!!! こんなにドキドキした物語、久しぶりに読みました😳ってゆーか、題名のセンスがすごい!!お母さんの言葉に、「ほう、良い表現だな」と思った自分がいた。www本当に尊敬する!!