TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
Grand Murder Game

一覧ページ

「Grand Murder Game」のメインビジュアル

Grand Murder Game

10 - ⑤ 2日目の悲劇 続

♥

50

2021年02月20日

シェアするシェアする
報告する

ケン(藤田 マモル)

代わりはいくらでもいるからさ♬

加藤 リョウ

加藤 リョウ

代わり……?

大家さん(大家 エリ)

そっ

大家さん(大家 エリ)

所詮はゲームをやるためのコマに過ぎない

ミサトさん(山崎 ミサト)

ほぼうちらが楽しむためだけどね
(^^;

タクさん(田原 クニヒコ)

向こうも楽しんどるなら

タクさん(田原 クニヒコ)

ええんとちゃう?

ハクさん(白星 カンタ)

お互いウィン・ウィンの関係って訳だ

ケン(藤田 マモル)

そーそー

加藤 リョウ

・・・。

加藤 リョウ

そのコマを使って

加藤 リョウ

何をするつもりなんだ

ミサトさん(山崎 ミサト)

あ〜……

ミサトさん(山崎 ミサト)

それってさ

ミサトさん(山崎 ミサト)

遠回しにうちらが

「向こう」に情報提供してるって事になるよね?

ケン(藤田 マモル)

まぁまぁ

ケン(藤田 マモル)

落ち着いて落ち着いて
( ̄▽ ̄;)

ケン(藤田 マモル)

別に教えてあげてもいいんだけどさぁ?

ケンはリョウに顔を寄せて言った

加藤 リョウ

!!

ケン(藤田 マモル)

しょーじき、言っちゃったらさ

ケン(藤田 マモル)

楽しくないでしょ?

加藤 リョウ

加藤 リョウ

お前らは

加藤 リョウ

加藤 リョウ

一体何のためにこのゲームをやってるんだ

タクさん(田原 クニヒコ)

自己満足やで?

加藤 リョウ

本当に?

リョウは部屋を見回し

一人一人の顔を見て再度確認するように言った

加藤 リョウ

本当の本当に自己満足のためなのか?

ハクさん(白星 カンタ)

そうじゃなかったら

ハクさん(白星 カンタ)

何のためだって言うの?

加藤 リョウ

それは……

ツウさん

ねぇ〜

ツウさん

お腹すいたぁ〜

ツウさん

もう頭支える力もない〜

大家さん(大家 エリ)

おいおい( ̄▽ ̄;)笑

ミサトさん(山崎 ミサト)

はいはーい

ミサトさん(山崎 ミサト)

そんじゃ、ご飯でも食べよっか

ケン(藤田 マモル)

僕肉が食べたぁい

ツウさん

今から調理するのって肉の塊じゃなくて……?

加藤 リョウ

アイツらが何をしようとしてるかなんて分からない

加藤 リョウ

だけど

加藤 リョウ

ハッキリしている事はある

加藤 リョウ

それは

議員だけでなくこの国の国民にも 仲間がいるということ

加藤 リョウ

つまりそれは

加藤 リョウ

「全員が団結すれば」

加藤 リョウ

「大きなことを起こせる」という事

「このゲームには必ず裏がある」

加藤 リョウ

どうなるにせよ、

加藤 リョウ

今彼らから情報を得られるのは

加藤 リョウ

俺だけだ

加藤 リョウ

何か捜査に必要なものを

加藤 リョウ

こちらから引き出さなくては・・・

加藤 リョウ

手詰まりの状態から抜け出せない……!

ツウさん

いっただっきまぁす!!

・・・。

ケン(藤田 マモル)

ごちそうさまでしたぁ!

ご飯を食べ終わり、後片付けが終わった頃

その部屋にいる者は自分の事をし始めた

パソコンにかじりついていたツウさんは

ここであるものを見つける

ツウさん

ちょっ……

ツウさん

ヒソ(ケンちゃん!)

ケン(藤田 マモル)

ヒソ(んー?)

ツウさん

ヒソ(これ!)

ツウさん

ヒソ(ケンちゃんの好みじゃない!?)

ケン(藤田 マモル)

ヒソ(あぁ……)

ケン(藤田 マモル)

ヒソ(確かに好みだけど〜)

ケン(藤田 マモル)

ヒソ(今はリョウさんで十分かなぁ)

ツウさん

ヒソ(ほんと?)

ツウさん

(ちぇっ せっかく見つけたのにぃ)

ツウさんはほっぺたを膨らませて

再びキーボードを叩き始めた

ケン(藤田 マモル)

ε-(´∀` )フゥ

ケン(藤田 マモル)

全く……

ケン(藤田 マモル)

(まだ高校生なのに

ケン(藤田 マモル)

僕の好みまで把握しちゃったよ)

ツウさんが「ゲーム」から脱線した話をする、という事は

「向こう」に目立つ動きが見られない、という事だ

まるで「普通の休日」のように過ぎる時間の中で

ケンの頭には まるで時計の針を戻すように

過去の時間が流れていた

ケン(藤田 マモル)

・・・。

   

おいっ

   

聞いたか?

   

なにをー?

   

3年の「フジタ」って奴のウワサ!

   

あーあたし聞いたよー!

ケン(藤田 マモル)

・・・。

   

なになにー?

   

読んでる本とか全部「そっち系」のやつ、とか〜

   

そそ

   

謎に人体に詳しい、とか!

   

へ〜

   

それでそれで?

   

ウワサではね

「影でキケンなアルバイトしてる」

   

とか聞いたよ!

   

うそっ

   

俺は〜

   

「最近引っ越して一人暮らし始めたけど

   

その引っ越したアパートが

ヤバい奴しか住んでない」

   

とか聞いたぜ

   

うわぁ

   

なんかやばそう……

   

マジそれな!

   

関わりたくねぇ〜w

   

もう同じ授業とったらどーしよ〜w

   

そんときゃ仮病という病気にかかればいいのさ

   

やってんなww

   

ウケる〜ww

   

やばっ

   

次の授業はじまるし!

   

うおっ

   

急げー!

パタパタパタ……

その時「横にいた子」がこういった

???

気にすることないよ

???

貴方は貴方、

???

皆それぞれ違うんだから。

ケン(藤田 マモル)

……うん……。

この時僕は「横にいた子」の顔を見たんだ

あれ

どんな顔してたっけ

もう

思い出せないや

この作品はいかがでしたか?

50

コメント

2

ユーザー

ケンの好みが気になります。

ユーザー

最後… 続きが気になる✨ (*'ω'*)

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚