主
さつき(マッマ)
主
怒鳴りつけ……えぇーとぉ…???
れん
茶柱
れん
茶柱
真剣な顔つきでちゃばちゃんは言う。
れん
れん
茶柱
人を馬鹿にするような嘲笑。 …でも、なんだかそれだけには見えなくて。
茶柱
れん
茶柱
…間違いなく怒っている。 こんな声、初めて聞いた。
茶柱
れん
必死な言い訳なんて通じない。
茶柱
茶柱
れん
ちゃばちゃんは大きく息を吸うと、 全てを吐き出す勢いで叫んだ。
茶柱
びりびりと衝撃が走る程、 地鳴らしのような怒号が響く。
れん
茶柱
れん
茶柱
茶柱
茶柱
言葉一つ一つに全てが込められてるたいな そんなちゃばちゃんの精一杯の気持ち。
茶柱
悔しそうに顔を歪める ちゃばちゃんをみて、やっと気づいた。
…そうか、言ってもらえない、のが、 一番辛いんだ、きっと。
そんなちゃばちゃんを裏切って来た、。 …なら言うタイミングは、今しかない。
れん
れん
ぽつ…ぽつと、自分の気持ちを打ち明ける。 言えなかった事、全部。
れん
れん
れん
れん
れん
れん
そう言って、言葉に詰まる。 …怖い、怖いなぁ、自分から言うのって。
上手く声が出ないけど、それでも ここで言わなきゃ、一生同じな気がするから。
…軽く深呼吸をして、ちゃばちゃんに向き直る。
れん
れん
れん
れん
れん
れん
鼻がツンとして、目もじんわり熱くなってくる。
れん
れん
そう全てを吐き出すと、 ちゃばちゃんは少しの沈黙の後
茶柱
そう言って、優しく撫でてくれた。
その日、初めて僕は声をあげて泣いた。 子供のように泣いた。
暖かくて、苦しくて、優しくて。 でもきっと、これは優しさなんかじゃなくて
"友達"だから、ってだけで でも、それが酷く心地良くて。
この関係を大事にしたいと思った。
涙が頬を伝って、花弁の上に落ちた。
ーーーーーーーーーーーーーー
朱。
「盗み聞きとは、珍しいな」
朱。
「どうした、そんな顔をして」
朱。
朱。
「小娘、お前はー…」
朱。
朱。
「、…………あぁ、。」
少し落ち着いてから神社に戻ると、 掃除をしていた朱。さんが笑顔で迎えてくれた。
朱。
朱。
茶柱
れん
手を強く握りしめる。
れん
れん
れん
自分の決意を伝えると、
茶柱
ちゃばちゃんの口癖が返ってきて、 あははw、と、心からの笑いをこぼした。
茶柱
茶柱
朱。
茶柱
れん
茶柱
少し談笑をしてると、 目の前が白く光り、視界を奪う。
れん
もう一度目を開けるとそこは いつもの帰り道で
茶柱
れん
茶柱
楽しそうに笑うちゃばちゃんの 後ろに付いて歩いた。
主
さつき(マッマ)
主
さつき(マッマ)
主
主
主
さつき(マッマ)
主
主
主
主
主
主
さつき(マッマ)
主
コメント
11件
なんか、言い回しとかが小説みたいというか、まぁ小説なんですけど…語彙力凄いなって思います。意味深なカットもあったりで読み応えすごいです。次回もまったりお待ちしております。
感動したぁ〜✨自分にも刺さるわぁ〜茶柱さんが喋る一言一言が名言に感じるような小説でした!これからも頑張ってください✊🏻📣 ̖́-
うわぁぁぁぁ!!!ほんとにありがとう〜!!弟と妹がいたから泣けなかったけど涙目まではバレずにいけた!!👍🏻でも初めてだなぁ、ほんとに頭撫でられてる気がしたんだよ!すごくない?!あ、てか待って、ちゃばちゃんに頭撫でて貰えた()