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Game Start!!!

合図と同時に参加者達は森のような会場に飛ばされる

第1グループ

餘埜瀬 香羅

よっ…と…

月影 未彩

わぁ!すごい!

月影 未彩

本物の森みたいだ!

周囲は背の高い木々に囲まれ、空がほとんど見えない

木漏れ日だけが頼りの、薄暗い世界だ

飛屋 薫

うーん、跳ぶ時は枝に引っかからないようにしないとだネ

月影 未彩

いやー、ワクワクしてきたなぁ〜

餘埜瀬 香羅

ここまで視界が悪くて広いと大変そうだね

飛屋 薫

確かに、敵を探すのに苦労しそうだネ

月影 未彩

私の瞬間移動で探す?

餘埜瀬 香羅

うーん、未彩さんは回復持ってるし、1人で行動して欲しくないかも…

飛屋 薫

ボクちゃんが跳んで探そうにも、葉っぱが邪魔して見つからなそうだネ

月影 未彩

んーじゃあみんなで歩くかー

餘埜瀬 香羅

そうだね

第2グループ

紅付 羽百

ふぅん、ここが会場なのね

火桜 志杏

梅干し育てられるかな?

紅付 羽百

あんたはそれしか頭にないわけ?

羽百さんもっと言ってやれ

吹闇 結花

でも、こんな視界の悪い場所でどう探すの?

火桜 志杏

俺の斧で切り倒す?

紅付 羽百

どれだけ時間かかるのよ

吹闇 結花

かと言って炎の矢で燃やす訳にもいかないしな…

紅付 羽百

私の能力で木を透明にできないか試してみるわ

吹闇 結花

よろしく

羽百は近くの木に触れ、能力を使う

紅付 羽百

『色彩華化能力ー透ー』

羽百が触れたところから徐々にガラスのような透き通った木に変わっていく

火桜 志杏

あ、透明になった

吹闇 結花

でも透明になったのは1本だけか…

紅付 羽百

効率は悪いわね

第3グループ

堕芥 漆不

ふははははは!

堕芥 漆不

オレ様が闇の世界に参ったぞー!

鐘楼 帷

そんなこと言ってる暇はないわ

鐘楼 帷

早いとこ敵を倒しに行きましょ

黒麒 狂無

そうだな!

黒麒 狂無

コテンパンにしてやる!

鐘楼 帷

ただ、これだけ視界が悪いと、どう探せばいいのかわからないわね

堕芥 漆不

ふははは!

堕芥 漆不

闇の使者が言っている!

堕芥 漆不

あっちだ!

漆不は右腕を真っ直ぐ伸ばし、指を差す

鐘楼 帷

……どう考えても適当だろうけど…

黒麒 狂無

ま、じっとしてるよりはいいんじゃねぇの?

鐘楼 帷

それもそうね

帷達は漆不の示した方へ向かう

第2グループ

吹闇 結花

とりあえず適当に歩いてるけど、敵と出会う気配はないね

吹闇 結花

下手したら道に迷いそう

結花は歩いても歩いても変わらない木々を見ながら言う

火桜 志杏

梅干し撒きながら行く?

火桜 志杏

ほら、童話みたいに

紅付 羽百

何?あんた食べ物無駄にするわけ?

火桜 志杏

そういう訳じゃないけど…

そんなことを話していると、奥から何やら話し声が聞こえた

吹闇 結花

……!

吹闇 結花

なんか今、聞こえなかった?

紅付 羽百

そう?

ガサガサ

声とともに葉が揺れる音も聞こえてきて、それはだんだん近づいてくる

紅付 羽百

……聞こえるわね

火桜 志杏

梅干しの匂いに釣られたかな?

吹闇 結花

ちょっと冗談言ってる場合じゃないかも

火桜 志杏

冗談じゃないんだけど…

音のした方に注目していると、茂みから人が出てくる

堕芥 漆不

ふはははは!

堕芥 漆不

やはり悪魔の手先がこの森を巣食っていた!

堕芥 漆不

闇の使者の言っていた通りだ!

鐘楼 帷

その割には結構歩いたわよー

黒麒 狂無

とりあえず、敵と出会ったならさっさと戦いを始めようぜ!

第3グループは、第2グループを見つけ、戦闘態勢に入る

紅付 羽百

向こうはやる気ね

吹闇 結花

1グループと3グループで戦ってくれたら漁夫の利を…とも思ったんだけど、仕方ない

黒麒 狂無

先手必勝!

黒麒 狂無

『血糸操作能力』!

狂無は血で糸を5本作り、それは木々を貫きながら結花達に迫る

火桜 志杏

『全力操作能力ー念ー』

志杏は念力を使い、自身と結花、羽百を空中に避難させる

黒麒 狂無

チッ、避けやがった

吹闇 結花

『矢生成能力ー属性付与ー炎ー』

結花は炎属性の矢を放ち、第2グループと第3グループを断つように木々を燃やす

黒麒 狂無

なかなかやるじゃねぇか

鐘楼 帷

どうする?

鐘楼 帷

あの燃えてる所を越えるには結構労力要ると思うけど

堕芥 漆不

ううむ…

漆不たちが考えていると──

少し時は戻り、第1グループ

餘埜瀬 香羅

うーん、全然他のグループと会わないね

飛屋 薫

そうだネ

月影 未彩

うーん、思ったんだけど、やっぱり瞬間移動で探した方がいいんじゃないかな?

餘埜瀬 香羅

んー、でもなー

月影 未彩

例えば、香羅ちゃんが木の下で待機して、香羅ちゃんがいる木の上で薫くんが待機

月影 未彩

それで私が木の上を瞬間移動して探せば、はぐれることはないんじゃないかな?

餘埜瀬 香羅

おお!それはいいかも!

餘埜瀬 香羅

未彩さん珍しく頭いい〜!

月影 未彩

えっへん!

月影 未彩

……ん?珍しく?

飛屋 薫

そうと決まれば早く探そうヨ

餘埜瀬 香羅

そうだね!

月影 未彩

ねえ待って珍しくって何?

そしてしばらくして

月影 未彩

ねえ皆大変!

未彩が薫達の元に戻ってくる

餘埜瀬 香羅

どうしたの?未彩さん?

月影 未彩

あっちの方で他のグループが戦闘してる!

餘埜瀬 香羅

おお!ナイスだよ未彩さん!

飛屋 薫

よし、早速行こうカ

月影 未彩

おー!

そして現在

漆不達第2グループがどうしようか考えている時

餘埜瀬 香羅

おお!未彩さんの言う通り戦闘してる!

飛屋 薫

楽しそーな戦闘にボクちゃん達も入れてネ

月影 未彩

レッツバトル〜!

第1グループが合流する──

死にたかった子たちの“ゆかい”な生活

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