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コメント
2件
んゎ最高
廊下を進むと空気が急にひんやりした
さっきまで無音だったのに何処かで 紙をめくる音が鳴り続けている
Ak
pr
pr
それがどうゆう意味がわからない。 けれど進むにつれ胸の奥がざわつく
廊下の突き当たりに 古びた掲示板が浮かんでいた
壁に貼られているのではなく本当に 宙に浮いている
木の枠だけがぼんやり残り 中に貼られていたはずの白く透けていた
Ak
pr
君は触れようとした でも触れる直前にぴたりと動きを止めた
pr
pr
Ak
pr
淡々と言う君が逆に怖かった
掲示板は何かを思い出そうとしているのか ひくひくと木枠が震えていた
Ak
そう聞くと君の肩が少し揺れた
pr
pr
pr
Ak
pr
pr
pr
掲示板の中央がゆっくりと波紋みたいに揺れた
白い紙の奥に何か黒い影がぬるりと動く
Ak
pr
pr
pr
言われて振り返ると さっき来たはずの廊下が消えていた
出口がいつの間にか消えていた
心臓がどくんと大きくはねた
Ak
君は俺の腕を掴んで小さく息を吸い込む
pr
pr
向こう側
それが何を示しているのかは分からない
でもここにいてはいけないことはわかった
掲示板の中の影がゆっくりこちらへ 目を向けたように見えた
pr
君の声を合図に俺らは走り出した
ヒトカゲが後ろで音もなく動き出す
息が切れそうなほど走って ようやく別の通路が現れた瞬間
君が振り返り静かに言った
pr
pr
その横顔は何故かとても寂しそうだった