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息を切らして走り続けた先は 見覚えあるのに何かが違う教室だった

黒板はある。椅子も机もある。 けれど全部少しずつ形が揺れている。

まるで思い出の影みたいに

Ak

こ こ 俺 の 学 校 に 似 て る …

pr

君 の 記 憶 が 引 っ 張 ら れ て き と る ん よ

pr

1 3 月 は 入 っ て き た 人 の 強 い 印 象 を 借 り て 作 ら れ と る か ら な

Ak

こ れ は 俺 の 記 憶 ?

pr

全 部 じ ゃ な く て 断 片 や け ど な

そう言いながら君は黒板に近づく

黒板には何も書いていないのに チョークの匂いが微かに漂っていた。

君が黒板に触れようとした瞬間

ガタッ

Ak

な に っ ! ?

後ろの机が一つだけ動いた。

誰も触れていないのに。

胸ががっと固まる

Ak

ね ぇ 今 の 聞 こ え た … ?

pr

あ ぁ …

pr

こ こ に は 残 っ た 視 線 が あ る

pr

君 を 見 と る 可 能 性 が あ る

Ak

可 能 性 っ て …

Ak

は っ き り 言 わ な い の 怖 い ん だ け ど !

pr

は っ き り 言 え へ ん か ら な

君の声は落ち着いているのに 内容が全然落ち着かせてくれない

何処かでカタ…カタ…と 誰かが机を揺らしているような音が響く

でも誰もいない。

pr

こ こ に 長 居 は だ め や

pr

教 室 は 目 が 集 ま る 場 所 や か ら

Ak

目 が 集 ま る …
な ん の ?

その瞬間だった。

教室の前方 黒板の右端 空気がうっすらと歪んだ

目の錯覚じゃない。 そこになにかの気配だけが立っていた

形は見えない。 でも立ってる気配だけははっきりある

ぞわっ。と背中に冷たいものが走る

Ak

ぷ - の す け …

Ak

こ れ な に … ?

君は俺の袖を軽く引いた

pr

こ の 教 室 が 覚 え て る 誰 か や な

pr

君 に 近 づ こ う と し と る

Ak

な に そ れ …

何もないのに気配は近づいてくる

pr

行 こ う 。

君が僕の手首を掴んで走り出す

ドアを開けると廊下はさっきと違う方向へ 伸びていた

13月の校舎はまた形を変えている。

走りながら君はぽつりと言った

pr

… … 君 の こ と 呼 ん で た

Ak

誰 が … ?

pr

さ っ き の 気 配

pr

多 分 君 を 知 っ て る 誰 か の 欠 片

胸がざわざわする。

Ak

俺 の 知 り 合 い …
じ ゃ な い よ ね ?

君は答えなかった。

代わりに前を見ながら小さく呟いた

pr

ど っ ち に し ろ 君 に 近 づ く ん は ろ く な も ん ち ゃ う

pr

呼 ぶ と か 絶 対 せ ん で や

その声には今までで1番強い焦りが混ざってた

存 在 し な い 1 3 月

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