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#異世界転生
星那
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𝓡𝓲𝓷𝓴𝓪☽ ໋꙳
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ちゃなさん、第14話読ませていただきました🌷 麗名ちゃんが目を覚ましたシーンから、洸汰君をぎゅっと抱きしめる優しさに胸がじんわりしました。そして「二人で出よう」とデク君に寄り添う決意、レディ・ナガンさんを“救う”ために駆け出すまっすぐさ——どの場面も麗名ちゃんの優しさと強さが溢れていて、読んでいてとても温かい気持ちになりました。最後のカメラアイの伏線も、これからの展開が気になりますね。続きを楽しみにしています📖✨
麗名ちゃんがゆっくりまぶたを開ける。
轟麗名(とどろきれいな)
かすかな声。 最初に気づいたの はエリちゃんだった。
エリちゃん
轟麗名(とどろきれいな)
その瞬間、 エリちゃんの目から涙が溢れる。
エリちゃん
轟麗名(とどろきれいな)
洸汰君も涙をこらえながら、
洸汰くん
冷さんも、冬美さんも、 病室にいたみんなも一斉に安堵する。 冬美さんは麗名ちゃん の手をそっと握って、
冬美姉さん
轟麗名(とどろきれいな)
轟麗名(とどろきれいな)
冷さん
轟麗名(とどろきれいな)
自分のことより先に焦凍の無事を確認して、麗名ちゃんは 安心したように目を閉じる。
轟麗名(とどろきれいな)
冬美姉さん
夏雄兄さん
夏雄兄さん
普段、どんな時でも泣かない夏雄兄さん。 そんな夏雄兄さんが、 顔をぐしゃぐしゃにして泣いている。
轟麗名(とどろきれいな)
夏雄兄さん
轟麗名(とどろきれいな)
轟麗名(とどろきれいな)
その言葉で、 夏雄兄さんはさらに涙を流す。
夏雄兄さん
その様子を見ていた麗名ちゃんが、 ふと視線を横に向ける。 そこには洸汰君。 洸汰君はずっと唇を噛んで、 必死に涙を堪えていた。
轟麗名(とどろきれいな)
洸汰くん
麗名ちゃんは少しだけ身体を起こす。
轟麗名(とどろきれいな)
洸汰くん
轟麗名(とどろきれいな)
洸汰くん
轟麗名(とどろきれいな)
洸汰君が恐る恐る近づく。 すると麗名ちゃんは両腕を広げて――
洸汰君を優しく抱きしめる。
洸汰くん
涙がこぼれる。 麗名ちゃんは背中をゆっくり撫でながら、
轟麗名(とどろきれいな)
洸汰くん
轟麗名(とどろきれいな)
洸汰くん
轟麗名(とどろきれいな)
麗名ちゃんは優しく笑う。
轟麗名(とどろきれいな)
その言葉に、洸汰君は 麗名ちゃんの服をぎゅっと握る。
少し離れたところでは、 夏雄兄さんが涙を 拭いながらその光景を見ていた。
夏雄兄さん
麗名ちゃんは洸汰君を抱きしめたまま、
轟麗名(とどろきれいな)
夜の病室。 消灯後の静かな時間。 麗名ちゃんとデク君は、 並んで窓の外を見ていた。
デク君
轟麗名(とどろきれいな)
デク君
デク君は拳を握る。
デク君
麗名ちゃんはしばらく黙っていた。 そして――
轟麗名(とどろきれいな)
デク君
轟麗名(とどろきれいな)
デク君
轟麗名(とどろきれいな)
轟麗名(とどろきれいな)
デク君
轟麗名(とどろきれいな)
デク君は黙り込む。
轟麗名(とどろきれいな)
麗名ちゃんがデク君を見る。
轟麗名(とどろきれいな)
デク君
デク君
轟麗名(とどろきれいな)
轟麗名(とどろきれいな)
デク君
轟麗名(とどろきれいな)
デク君
轟麗名(とどろきれいな)
こうして、二人は雄英の 先生たちの許可を得た上で、 しばらく雄英を離れることになった。 ――そして、少し時間が経った頃。 デク君と麗名ちゃんは、 二人で街を巡回していた。 その時――
轟麗名(とどろきれいな)
遠くから、大きな衝撃音が響く。 麗名ちゃんがすぐに走り出す。
轟麗名(とどろきれいな)
デク君
二人が駆けつけた先にいたのは―― 傑物学園高校3年生、 真堂揺(グランド)。 そして、 その前に立ちはだかっていたのは―― 脱獄した凶悪犯、マスキュラー。
マスキュラーの拳が、 真堂さんへ振り下ろされる――。 その瞬間。
轟麗名(とどろきれいな)
ドォンッ!! デク君と麗名ちゃんが同時に飛び込んだ。 デク君が真堂さんの前へ滑り込み、 麗名ちゃんが横から拳を受け止める。
マキュラー
マスキュラーが驚いて目を見開く。 麗名ちゃんは地面を踏みしめながら、
轟麗名(とどろきれいな)
デク君
轟麗名(とどろきれいな)
デク君
そしてーー。 デク君は真堂さんのところへ、
デク君
真堂さん
デク君
一方、麗名ちゃんは マスキュラーと向かい合う。 マスキュラーは拳を構え直し、笑う。
マキュラー
マキュラー
デク君もマスキュラー を見た瞬間、 表情が変わる。
デク君
マキュラー
デク君
地面が砕けるほどの 勢いで突進するマスキュラー。 その攻撃を、 麗名ちゃんは紙一重でかわす。 ドォン!! 建物が吹き飛ぶ。 だが、麗名ちゃんは止まらない。
轟麗名(とどろきれいな)
轟麗名(とどろきれいな)
轟麗名(とどろきれいな)
ドォォォンッ!!! 二つの拳がぶつかる。 衝撃で大地が揺れ、 周囲の瓦礫が吹き飛ぶ。
マキュラー
マスキュラーの巨体が大きく吹き飛んだ。 何度も地面を転がり、 最後に大きな岩へ激突する。 ドガァン!! マスキュラーは立ち上がろうとする。
轟麗名(とどろきれいな)
ドォォン!!! マスキュラーは完全に倒れ、 そのまま動かなくなった。 静寂が訪れる。 真堂さんは驚いた ように麗名ちゃんを見る。
真堂さん
デク君
麗名ちゃんは 肩で息をしながら、 小さく笑った。
轟麗名(とどろきれいな)
そして倒れた マスキュラーを見ながら、 静かに呟く。
轟麗名(とどろきれいな)
麗名ちゃんが駆け寄り、 そっと膝をつく。
轟麗名(とどろきれいな)
真堂さんの身体に負担をかけないように、 麗名ちゃんは優しく抱き上げる。 まるでお姫様抱っこのように、 真堂さんを胸元でしっかり支える。
真堂さん
轟麗名(とどろきれいな)
そのとき、 デクくんが麗名ちゃんの隣に立つ。
デク君
デクくんが手を前に出す。
デク君
六代目継承者の個性――『煙幕』。
轟麗名(とどろきれいな)
麗名ちゃんは真堂さん をしっかり抱えたまま、 煙の中を走る。 そして――。
轟麗名(とどろきれいな)
畳ちゃん
その腕の中にいる 真堂さんを見た瞬間、 タタミの表情が変わった。
畳ちゃん
轟麗名(とどろきれいな)
麗名ちゃんはゆっくりと 真堂さんをタタミのもとへ下ろす。 タタミはすぐに真堂さんの手を握る。
畳ちゃん
真堂さん
真堂さん
畳ちゃん
その様子を見て、 デク君が小さく微笑む。
デク君
麗名ちゃんは頷く。
轟麗名(とどろきれいな)
真堂さんはタタミちゃん に支えられながら、 麗名ちゃんのほうを見る。
真堂さん
轟麗名(とどろきれいな)
真堂さん
轟麗名(とどろきれいな)
真堂さんは少し笑って、
真堂さん
轟麗名(とどろきれいな)
麗名ちゃんの顔が 一気に赤くなる。 その瞬間――
畳ちゃん
タタミちゃんがギロッと睨む。
真堂さん
畳ちゃん
真堂さん
畳ちゃん
真堂さん
横でデクくんまで、
デク君
畳ちゃん
デク君
麗名ちゃんは顔を真っ赤にしながら、
轟麗名(とどろきれいな)
その様子を見て、 真堂さんは苦笑する。
真堂さん
轟麗名(とどろきれいな)
避難所の一角。 大勢の避難民が集まる中、 一人の女性が壁際に追い詰められていた。 彼女は、人間離れした姿をしていた。 大きな身体。 人とは違う顔立ち。
そして、 まるで怪獣や怪物を 思わせるような異形の姿。 けれど――彼女も、 ただの避難民だった。
男
男
男
男
女性は怯えたように身を縮める。
一般女性
男
男
女性の目に涙が浮かぶ。
一般女性
その瞬間――
轟麗名(とどろきれいな)
麗名が人々の間を駆け抜け、 女性の前に立った。
デク君
デクもすぐに追いつく。 麗名は女性を背中に庇い、 避難民たちをまっすぐ見つめた。
轟麗名(とどろきれいな)
男
轟麗名(とどろきれいな)
轟麗名(とどろきれいな)
男
轟麗名(とどろきれいな)
麗名は一歩前に出る。
轟麗名(とどろきれいな)
デクも麗名の隣に立った。
デク君
デク君
麗名は女性の隣へ移動し、 そっと手を差し出した。
轟麗名(とどろきれいな)
女性は震えながら麗名の手を見る。
一般女性
轟麗名(とどろきれいな)
轟麗名(とどろきれいな)
その言葉に、 女性の目から涙がこぼれた。
一般女性
麗名は振り返る。
轟麗名(とどろきれいな)
そして女性の手を握り直す。
轟麗名(とどろきれいな)
一般女性
三人はゆっくりと歩いていく。 安全な場所まで辿り着くと、 女性は何度も二人に頭を下げた。
一般女性
轟麗名(とどろきれいな)
麗名は首を横に振る。
轟麗名(とどろきれいな)
デクも微笑む。
デク君
二人は再び戦場へ向かって走り出した。 その背中を見つめながら、 女性は小さく呟いた。
一般女性
デクと麗名は、 レディ・ナガンの銃撃 をかわしながら屋上を駆けていた。
デク君
轟麗名(とどろきれいな)
バンッ!! 麗名が身をひねった瞬間、 弾丸が頬のすぐ横を通り抜ける。 そのまま麗名は屋上の端を蹴り、 空中へ飛び出した。
デク君
轟麗名(とどろきれいな)
空中で身体を反転させ、 黒鞭を伸ばして別の建物へ着地する。 その隣にデクも着地した。
デク君
轟麗名(とどろきれいな)
麗名は遠くの建物を見つめた。 そこには、 ライフルを 構えるレディ・ナガン。
轟麗名(とどろきれいな)
麗名の目が変わる。
轟麗名(とどろきれいな)
デク君
轟麗名(とどろきれいな)
その言葉に、デクは一瞬驚いた。 けれどすぐに、 いつもの真っ直ぐな目になる。
デク君
轟麗名(とどろきれいな)
デク君
二人は同時に前を向いた。
轟麗名(とどろきれいな)
デク君
二人が同時に地面を蹴る。 ――ワン・フォー・オール。 二人の力が一気に跳ね上がった。 デクが煙幕を展開し、 麗名がその中を駆け抜ける。
デク君
轟麗名(とどろきれいな)
麗名が黒鞭を伸ばす。 レディ・ナガンが狙いを定める。
レディ・ナガンさん
弾丸が飛ぶ。 だが――
デクが麗名の前へ飛び出し、 危険を察知して軌道を変える。 その隙に麗名はさらに前へ。
轟麗名(とどろきれいな)
レディ・ナガンさん
轟麗名(とどろきれいな)
レディ・ナガンさん
轟麗名(とどろきれいな)
レディ・ナガンさん
轟麗名(とどろきれいな)
麗名は以前から、敵として現れる可能性のある人物について調べていた。 その中に――レディ・ナガンがいた。 元・公安直属のヒーロー。 優秀な狙撃手。
そして、ある事件をきっかけ に道を外れてしまった人物。 麗名は、その過去を知っていた。 だからこそ―― 撃ってきた弾丸を見た瞬間に分かった。
轟麗名(とどろきれいな)
レディ・ナガンさん
轟麗名(とどろきれいな)
轟麗名(とどろきれいな)
デクも麗名の隣に立つ。
デク君
轟麗名(とどろきれいな)
麗名は一歩前へ出る。
轟麗名(とどろきれいな)
そして、真っ直ぐな目で言う。
轟麗名(とどろきれいな)
レディ・ナガンの表情が揺らぐ。
レディ・ナガンさん
轟麗名(とどろきれいな)
轟麗名(とどろきれいな)
デク君
レディ・ナガンさん
轟麗名(とどろきれいな)
麗名が続ける。
轟麗名(とどろきれいな)
ドォォォンッ!! 突然、凄まじい爆発が起こった。
デク君
爆風に吹き飛ばされ、 レディ・ナガンの身体 が宙へ投げ出される。
デク君
ナガンはそのまま、 地面へ向かって落ちていく。
デク君
麗名ちゃんは迷わなかった。
轟麗名(とどろきれいな)
麗名が地面を蹴る。 一気に跳び上がり、 落下してくるナガンへ手を伸ばす。
轟麗名(とどろきれいな)
麗名は空中でナガンの 身体を抱き止めた。 しかし――
轟麗名(とどろきれいな)
二人分の体重と落下の勢い。 麗名の身体も一緒になって落下し始める。
轟麗名(とどろきれいな)
その瞬間―― バサッ!! 赤い翼が二人の下へ滑り込んだ。
ホークスさん
ホークスが麗名とナガン をまとめて抱き上げる。
ホークスさん
轟麗名(とどろきれいな)
麗名ちゃんはすぐにナガンへ手を伸ばす。
轟麗名(とどろきれいな)
淡い光が、麗名の手から溢れ出す。
轟麗名(とどろきれいな)
星のような光がナガンの身体を包み込む。 ホークスが目を見開く。
ホークスさん
デク君
轟麗名(とどろきれいな)
その真っ直ぐな瞳を見て―― ナガンは薄く目を開けた。
レディ・ナガンさん
轟麗名(とどろきれいな)
轟麗名(とどろきれいな)
その言葉を聞いた瞬間、 ナガンの表情が変わった。 これまで自分が信じてきたもの。 これまで自分が諦めてしまったもの。 それとは違う何かが、 目の前の少女にはあった。
レディ・ナガンさん
レディ・ナガンさん
轟麗名(とどろきれいな)
轟麗名(とどろきれいな)
その真っ直ぐな言葉と瞳に―― レディ・ナガンは、 初めて心の奥底から思った。 ――この子の言葉を、信じてみたい。 その瞬間だった。
レディ・ナガンさん
レディ・ナガンが、かすかに口を開く。
轟麗名(とどろきれいな)
麗名ちゃんがすぐに返事をする。 ナガンはゆっくりとデクを見る。
レディ・ナガンさん
デク君
レディ・ナガンさん
レディ・ナガンさん
デク君
レディ・ナガンさん
デク君
ナガンは小さく頷く。
レディ・ナガンさん
轟麗名(とどろきれいな)
レディ・ナガンさん
デク君
ナガンは、 残った力を振り絞る ように言葉を続ける。
レディ・ナガンさん
デク君
デク君
その隣で、麗名ちゃんは ナガンの手をそっと握る。
轟麗名(とどろきれいな)
レディ・ナガンさん
轟麗名(とどろきれいな)
レディ・ナガンさん
轟麗名(とどろきれいな)
ナガンさんは、 その言葉を聞いて、 目を閉じる。
レディ・ナガンさん
デク君
レディ・ナガンさん
デク君
麗名もデクの隣に立つ。
轟麗名(とどろきれいな)
二人の姿を見つめながら、 レディ・ナガンは静かに目を閉じた。 その表情には―― もう、かつての絶望だけは 残っていなかった。
灰掘森林――。 ナガンが命がけで遺した情報を頼りに、 デク、麗名、オールマイト、 エンデヴァー、ホークス、 ベストジーニストの5人は、 森の奥にある古びた洋館へと辿り着いた。 重い扉を開ける。 ギィィ……。
デク君
麗名ちゃんも 警戒しながら一歩、 前へ出た。
轟麗名(とどろきれいな)
その瞬間――。 カチッ。 部屋の中央に置かれていた モニターが突然起動した。
全員が一斉に身構える。 モニターに映し出されたのは――。 オール・フォー・ワン。
オールフォーワン
その声だけで、 空気が一気に張り詰める。
デク君
デク君が拳を握る。 麗名も目を細めた。
オールフォーワン
轟麗名(とどろきれいな)
オールフォーワン
デクの拳が震える。
デク君
オールフォーワン
AFOの視線が麗名へと向けられる。
オールフォーワン
オールフォーワン
轟麗名(とどろきれいな)
オールフォーワン
オールフォーワン
麗名は黙ったまま、 AFOを睨み続ける。
オールフォーワン
オールフォーワン
デク君
オールフォーワン
モニター越しのAFOの声が、 冷たく響く。
オールフォーワン
そして――。
オールフォーワン
オールフォーワン
オールフォーワン
デク君
オールフォーワン
轟麗名(とどろきれいな)
オールフォーワン
麗名の脳裏に、これまで守ってきた仲間たちの姿が浮かぶ。 焦凍。 爆豪。 お茶子。 切島。 八百万。 耳郎。 そして――。 デク。
オールフォーワン
オールフォーワン
轟麗名(とどろきれいな)
麗名は答えない。 だが、その沈黙こそが答えだった。 デクが麗名の隣に立つ。
デク君
轟麗名(とどろきれいな)
デク君
オールフォーワン
デク君
轟麗名(とどろきれいな)
オールフォーワン
オールフォーワン
オールフォーワン
ブツッ――。 映像が消える。 静寂が戻った。 オールマイトが険しい顔で2人を見る。
オールマイト
エンデヴァーも拳を握る。
エンデヴァー
ホークスが周囲を警戒する。
ホークスさん
ベストジーニストも静かに頷く。
ベストジーニストさん
「「絶対に、仲間を守る」」
一瞬の静寂。 そして――。 ピッ。 ピッ。 ピッ。 床の奥から、かすかな電子音が響いた。 麗名が振り返る。
轟麗名(とどろきれいな)
デク君
轟麗名(とどろきれいな)
ゴゴゴゴゴゴ……!! 館全体が大きく震え始める。
ホークスさん
轟麗名(とどろきれいな)
デク君
轟麗名(とどろきれいな)
轟麗名(とどろきれいな)
5人は一気に館の外へ走り出す。 そして――。 ズドォォォォォン!!! 灰掘森林に凄まじい爆発音が響き渡った。 洋館は炎と煙に包まれ、 次々と崩壊していく。 全員が十分に離れた場所まで 退避したところで、 ようやく足を止めた。
エンデヴァー
ホークスさん
オールマイト
デク君
轟麗名(とどろきれいな)
ホークスはバッグから 数冊のファイルを取り出した。
ホークスさん
デク君
轟麗名(とどろきれいな)
ベストジーニストも自分の手 に持っていた書類を確認する。
ベストジーニストさん
オールマイトが安堵の息を吐く。
オールマイト
オールマイト
ホークスさん
麗名が足を止める。 バッグの隙間から、 小さな炎が上がった。
轟麗名(とどろきれいな)
ホークスさん
ホークスが慌ててバッグを下ろす。 しかし――。 ボォッ!! 中に入っていた資料が、 一斉に燃え始めた。
麗名が炎を見つめる。 普通の火災ではない。 まるで――資料そのものが燃焼するように、炎が紙の奥から突然広がっていた。
ベストジーニストさん
エンデヴァー
轟麗名(とどろきれいな)
オールマイト
デク君
炎はあっという間に 資料全体へ広がっていく。 ホークスが悔しそうに呟いた。
ホークスさん
燃え尽きた資料の灰が、 風に舞っていく。
デク君
デクが悔しそうに呟く。 麗名も燃え尽きたバッグを見つめていた。 その瞬間――。
轟麗名(とどろきれいな)
麗名が片目を押さえる。 次の瞬間。 ――カチッ。 麗名の視界に、 見たことのない表示が浮かんだ。 まるでカメラのファインダーのような枠。 視界の端には、見覚えのない小さな数字。
轟麗名(とどろきれいな)
ホークスさん
ホークスが心配そうに近づく。
轟麗名(とどろきれいな)
すると――。 麗名の視界に、 さっき燃えてしまった資料が映った。 ただの記憶ではない。 まるで録画された 映像を再生しているように。
轟麗名(とどろきれいな)
デク君
轟麗名(とどろきれいな)
麗名の視界の中で、 燃える前の資料が 鮮明に映し出されていた。 ページをめくった瞬間。 その文字。 写真。 図面。 すべてが、 まるでカメラで 撮影したかのように残っている。
轟麗名(とどろきれいな)
麗名の視界に、 さらに新しい表示が浮かぶ。
『個性:カメラアイ』
轟麗名(とどろきれいな)
オールマイト
麗名はゆっくり頷く。
轟麗名(とどろきれいな)
そして、燃え尽きた資料へ視線を向ける。
轟麗名(とどろきれいな)
轟麗名(とどろきれいな)
轟麗名(とどろきれいな)
その瞬間。 麗名の視界に、 さっきAFOが映っていた モニターの映像まで呼び戻される。
オールフォーワン
デク君
轟麗名(とどろきれいな)
燃えた資料。 消えた映像。 失われたはずの情報。 そのすべてを――。 **「カメラアイ」**が、 麗名の中に残していた。