ユキ
どうしたら出られるかな・・・
璃子
ダメ元で
奈子
扉破ってみる?
ドン! ガンガン!
奈子
ダメ
璃子
二人は?
ドカドカドカ!!
ドン! バキッ!
璃子
ヒビ入った
ユキ
やめたほうがいいかも
璃子
なんでよ
ユキ
主人は
ユキ
放火魔に、
ユキ
自分の大事なお屋敷を
ユキ
燃やされたことを
ユキ
怒ってるのかも
璃子
だから?
ユキ
これ以上、
ユキ
屋敷のものを壊したりしたら、もっと怒るんじゃない?
奈子
たしかに一理ある。
奈子
他の出方を探そう
ユキ
それがいいよ
一時間後
璃子
ねえ見て!
奈子
なにか見つけた?
璃子
この窓割れてるじゃない?
璃子
下を見てみたら、
璃子
体育で使うようなマットがあったの!
奈子
ホントだ
璃子
これで降りても怪我しないかも!
ユキ
そうだね
璃子
私降りてみる!
奈子
ぇ
奈子
もう少しクッションになるものを探したほうがいいかも
璃子
なんで
奈子
私、友達に体育館の二階から突き落とされたことがあるの
奈子
結局その子も落ちたんだけど
奈子
私はマットが二枚重なったところに落ちて、擦り傷ですんだ。
奈子
友達はマットが一枚のところに落ちて、左足をなくした。
璃子
そんなことが…
璃子
わかった。
璃子
探しましょ
ユキ
物置にあるかも!
物置
ユキ
あった!!
璃子
でも
璃子
運ぶの大変そう
奈子
今はそんなこと言ってられない!
璃子
そうだったわ…
ユキ
よし、
ユキ
行くよ
窓辺
奈子
よいしょっ
バフン!
璃子
私から降りる
奈子
わかったよ
ひゅっ
璃子
ぇ
バッ
ユキ
璃子ちゃん!?
奈子
今、消えたよね
ユキ
行こうよ
ユキ
はぐれちゃう
奈子
違うところに飛ばされるかもよ!?
ユキ
いいの!
ユキ
脱出できるなら
ひゅっ
奈子
ユキ!
バッ
奈子
やっぱり…
奈子
私も行かなきゃいけないのか
ひゅっ
奈子
怖い
奈子
あっ
視界が暗くなった
目が覚めると・・・
璃子
う う〜ん
璃子
ここは・・・?
奈子
ぇ
奈子
どこココ
ユキ
あれ?
ユキ
ここは?






