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デートしてる!
夏休みに入ったある日。
私は勉強するために図書館に行こうと思い、道を歩いています。
紡希 絢
8月上旬
蝉の鳴き声が盛んに聞こえて少し鬱陶しく感じる今日この頃。
夏を感じています。
紡希 絢
紡希 絢
私の家の近くの図書館には勉強スペースがある。
本当の学校のようになっていて、受験生に集中出来ると評判だ。
紡希 絢
あらかじめ、参考書を借りてきた。
本を持って席を探していると見覚えのある人物がいた。
紡希 絢
紡希 絢
キリッとしている目つき
少し跳ねた硬そうな髪
間違いなく平くん
紡希 絢
平 哉翔
流石に平くんも視線に気がついたようで、こちらを向く。
私は、いつものように身体が強張る
平 哉翔
紡希 絢
平 哉翔
と、自分のすぐ前の席を指す。
左右には人が居た。
紡希 絢
私はその机に近づく。そして、座る
平 哉翔
紡希 絢
平 哉翔
紡希 絢
紡希 絢
平 哉翔
紡希 絢
平 哉翔
数時間後
紡希 絢
平 哉翔
紡希 絢
平 哉翔
平 哉翔
紡希 絢
いきなりの誘いに私は戸惑う
紡希 絢
紡希 絢
平 哉翔
紡希 絢
平 哉翔
紡希 絢
互いに曖昧な返事を返す
ぎこちない会話
それでも、前よりは話せていた
お昼を食べて、もう一度図書館に戻り、勉強を再開して数時間。
すっかり日はくれていた
紡希 絢
平 哉翔
紡希 絢
思ってもいなかった返しで私は驚く
紡希 絢
平 哉翔
紡希 絢
平 哉翔
紡希 絢
平 哉翔
平 哉翔
紡希 絢
サラッと悪口を言われる
でも、気を使ってくれていることは確かだ。
平 哉翔
紡希 絢
平 哉翔
目の前を歩く大きな背中。
紡希 絢
少女漫画であるような優しい男の子
もし、平くんがそうだとしたら、私はどこの立ち位置にいる?
きっとモブキャラだろう。
眼鏡で不細工。その上愛想が悪い
ヒロインは茅野みたいな子だ
紡希 絢
平 哉翔
紡希 絢
平 哉翔
紡希 絢
平 哉翔
紡希 絢
平 哉翔
紡希 絢
平 哉翔
平 哉翔
紡希 絢
言葉が出なかった
茅野より、仲良い?
そんなことない
でも、嬉しかった
「誰かより」なんて。比較されたこと無かったから。
平 哉翔
紡希 絢
平 哉翔
紡希 絢
平 哉翔
紡希 絢
平 哉翔
平 哉翔
大きな背中。
太陽に照らされていて、すごく眩しい後ろ姿。
少女漫画の男の子はこうして、女の子を落としていくんだな。と、
私は思った
紡希 絢
少しだけ、「哉翔くん」がカッコイイと感じた、
今日この頃