私は治らない病にかかり、寿命が3ヶ月と言われた。 そんな、ある日の放課後……。
高宮 雫
帰ろ…………。
本橋 瑠奈
雫……。
そんなある時1人の男子が……。
高橋 楓
し、雫ちょっときて。
高宮 雫
う、うん
高橋 楓
俺、昔から、雫の事が好きだった。付き合って下さい…
高宮 雫
良いけど。
高橋 楓
お、おいどうしたんだ?
高宮 雫
わ、私実は……
残り3ヶ月しかないんだよ?
残り3ヶ月しかないんだよ?
高橋 楓
で?
高宮 雫
で?って……
高橋 楓
俺は、雫の事が好きだ。残りの3ヶ月だけでも……
高橋 楓
一緒に居たい!
高宮 雫
ありがとう……。
高橋 楓
屋上にでも行こうっ
高宮 雫
うん😊
屋上
高宮 雫
気持ちー😆
高橋 楓
涼しいなぁ
高宮 雫
ね(あと、3ヶ月かぁ)
2人はこのまま付き合って2ヶ月、3週間半ほど。
彼女の寿命はあと1日。
高宮 雫
楓。今までありがとう。
高橋 楓
…………。
高宮 雫
私はもう……。
高橋 楓
し、雫。
高宮 雫
楽しかったよ。
高宮 雫
私の事、忘れ、な、いで
バタッ。雫は倒れ、救急車に運ばれた。
医者
7月6日3時28分高宮 雫亡くなりました。
高橋 楓
雫……。おいっ。俺を置いてくなよ。
お母さん
雫……。
続く