3話 「怪盗いむくんと狂人ないこくん」
ないこくん
青髪のいふさんから逃げてきて 数分が経った頃 だいぶ俺も落ち着いてきた
ないこくん
そんな事をボソリと呟くと 後ろから突然声をかけられた
いむくん
ないこくん
突然の事すぎて 俺は驚きそのまま川へぼちゃんと 落ちてしまった
いむくん
ないこくん
凄く間抜けな所を見られてしまい 少し恥ずかしい
川から出ると 水色髪のいむさん?は俺の元へ駆け寄って来てくれた
いむくん
そういい水色の可愛らしいハンカチで 俺の顔や頭を少し拭いてくれた
ないこくん
いむくん
ないこくん
いむさんと目を合わせる事が出来ずずっと目線を逸らすというThe陰キャみたいな事をして俺は立ち去ろうとした
いむくん
ないこくん
いむくん
ないこくん
いむさんといる方が 怖くて不安になるとか口が裂けても言えなかった。
いむくん
……
ないこくん
ないこくん
じわっと目潤みぼやける
ないこくん
そしてボロボロと大粒の涙が溢れてきてしまった
いむくん
ないこくん
いむくん
ないこくん
海沿いに並ぶ 6つの小屋…というか家 俺たちはここに来てからずっとそこで暮らしていた
鍵もある為 安心して夜を過ごせる
ないこくん
いむくん
ないこくん
ないこくん
俺がわたわたしていると いむさんがこう言った
いむくん
ないこくん
絶対それじゃんと思うと 絶望しかなかった
ないこくん
いむくん
ないこくん
いむくん
ないこくん
何故か分からないけど 急にいむさんが怖く見えた
さっきまでと表情も声色も変わらないのになんで急に…
……あ、初兎さん以外と長時間居るのが苦手だからか(自己解決)
ないこくん
この人は他の人より優しくていい人だからちゃんとお礼言っとかないと…
お礼を言い俺は初兎さんを探しに走った
いむくん
〜いむくんside〜
いむくん
僕は鍵をクルクルとさせながら持つ
なんの鍵かって? そりゃあ…ないこくんの家の鍵だよ
さっき助けた時に 盗んでみたんだけど まじで気づかないの間抜けだなぁ…w
いむくん
そんなことを思いながら ポケットに鍵を突っ込んだ
いふくん
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