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今回も最高のお話でした😭😭 初期に比べて力も精神面も強くなってるけどみんなの性格は全く変わってないのなんか凄い好きです… あと4話終わってしまうのは本当に悲しいですが最後まで見届けたいと思います!!
ぬぅわあああああああっっ🥹🥹 今回も神超えて髪でした(?) むぼくえがあと4話で完結しゃうのほんとーに悲しいです😭 私は、この作品で大好きなsora様を知りました♬♡ 毎日💬告白するなどまぢで大ファンです!! ないさんの🔪の件は怖かったけど、魔王討伐1人も掛けずに頑張ってください!🥹👊 スカイさんが無事なことを祈ります😭
ナイフ片手に圧かけてたの怖っわw あと4話で終わるの寂しすぎる🥲🥲
開始早々、前回投稿した話でちょっと訂正があるんですけど...
ほんとうはこっち↑です。 普通に救護班の人数抜くの忘れてましたごめんなさい!
はい。それはそうと実はこの連載、このお話を抜くと残り4話になりました! 前のコメントで「もう2年ですね」と言ってくださった人が居て目ん玉とび出て宇宙まで飛んでいきました!! 戻ってこーい!!!!!
第70話で完結予定です。 名残惜しいですが最後までお楽しみください!✨️
2025/04/04投稿
第66話
「団結」
桃
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いくら探しても居ないんだけど。 てか先頭に誰も居ないってどういうこと?他の冒険者に聞いても「知らない」の一点張りだし...
役目ほっぽって何してんだろ....?
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桃
桃
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息切れ切れにこちらに走ってくるいむ。 50人という人数は食料調達とかにおいては便利だけど、人を探すのには向いていない。
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桃
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かくかくしかじか...
桃
いつものパーティーの半数なことをわかっているのだろうか。 俺かまろ....じゃなくとも冒険者がこんなに居るんだから2、3人引き連れて行くべきだ。 それに無断で行ったなあの3人。
位置的にも鳴き声の大きさ的にもかなり大きな集落なのは間違いない。 いくらSランクが3人居てもなんの作戦も無しに乗り込むのは危険だ。
それに「単独行動した冒険者」って勝手すぎない...!?予想外の行動が多すぎて対処しきれない。
水
桃
桃
桃
俺が追いかけても追いつかないし、そうしてしまえばこっちを臨時で率いる人がまろかほとけっちしか居なくなる。 それはそれで少し心配だ。
死ぬことは無い....と、断言することはできないが、きっと初兎ちゃんはメンバーを意地でも死なせないだろう。
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水
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桃
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桃
俺は初兎ちゃんみたいに心が広くないし清くもないから、
その「単独行動した冒険者」っていうのは許せないなぁ....
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魔族
魔族
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黄
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紫
赤
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結局初兎ちゃんたちが帰ってきたのはもう月が昇り始めた頃だった。 ボロッボロの疲労困憊な姿から、どれだけの戦闘だったのかが想像できる。
説教コースなのは本人たちもわかっているだろう。
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初兎ちゃんは最近少しおかしい。 おかしいというか、何かを見失ってるというか.... いつもの明るさを感じないのだ。
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俺らが怒ったらほとけっちが強制終了させるというプログラムが出来上がりつつあるなぁと思ってたら、3人とも連れて行かれてしまった。
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青
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1番ワクワクしてるのにポーカーフェイスなときがあるのは認めるけど、 どんなときでも絶対パーティーのことを疑わないのはまろなのかもしれない。
桃
初兎ちゃんに、団結力に、魔王城での作戦に、このところ問題だらけだ。そりゃ全てが上手くいくと思ってるわけじゃないけど....
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呟くようにそう言われる。 やっぱり、最近の初兎ちゃんは初兎ちゃんらしくない。
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もぞもぞと寝袋に入って芋虫みたいになる。寒そうなので追加で毛布を被せたら、「すると思った」と笑われた。
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毛布を顔の上まで被られて、目を合わすのを拒否されてしまった。
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支え合えてると思っていたけど、初兎ちゃんはずっと抱え込んでいたんだな。 きっと自分が勇者だって分かったときから、それが重荷になっていたんだろう。
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桃
俺はずるくて卑しいのに、こんなに幸せになれている。大切な人がそばに居てくれる。
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俺とは比べものにならないくらい彼は優しい。俺では対象が務まらないくらいに。
きっと根本から違うのだろう。 何を大切にするのか、人の何を見るのか、誰のために動くのか。
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毛布の動きがピタッと止まったかと思うと、少しだけ顔を覗かせた。
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桃
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泣きそうな顔をする初兎ちゃんの背中をさする。そういえば昔、りうらにも似たようなことしたなぁ。
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絶対に変わらないし変えさせない。 正直俺は、メンバーが幸せならなんだっていいくらいだ。
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それ全員に言われたんだよなぁ....w みんな優しすぎるんだよね。俺はほんとに贅沢者だと思う。
桃
みんなと一緒に居るために、俺は生きている。
魔王討伐でも、誰も死なせるわけにはいかないよね。
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翌日の朝。寝ぼけながらも朝食を取る。 目元のクマがヤバいらしいが、自分では見れないので特に気にしない。
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昨日「休んでもいいんだよ」って言ったのに翌朝これなんだから、勇者っていうのはいろいろすごい。 向上心の塊だと思う。ほんと。
勇者というより初兎ちゃんが凄いのか。 全国民が初兎ちゃんみたいになったらすごい勢いで文明が発展するんだろうな。
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桃
初兎ちゃんは今度は全員を集めたらしかった。いい判断だと思う。リーダーだけだと自分が1番だと思って誰も言うこと聞いてくれないし。
今度は絶対上手くいく。 初兎ちゃんなら大丈夫。
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冒険者たち
冒険者たち
冒険者たち
冒険者たち
冒険者たち
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冒険者たち
冒険者たち
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冒険者たち
冒険者たち
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冒険者たち
冒険者たち
冒険者たち
冒険者たち
赤
桃
いろいろ飛んでくる野次。 一歩進んで言い返しそうになったりうらの肩を引っ張った。
赤
桃
桃
赤
桃
「なんの確信があって...」と呟いて仕方なく1歩出した足を下げるりうら。 聞き分けが良くて偉いと思う。
きっともうそろそろ__
ある冒険者
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水
ひとりの冒険者の叫び声で野次がピタッと止まる。
ある冒険者
冒険者たち
ある冒険者
赤
ある冒険者
ある冒険者
単独行動した冒険者
水
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単独行動した冒険者
単独行動した冒険者
単独行動した冒険者
赤
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単独行動した冒険者
単独行動した冒険者
単独行動した冒険者
桃
〈昨日〉
桃
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単独行動した冒険者
単独行動した冒険者
単独行動した冒険者
桃
桃
単独行動した冒険者
桃
桃
単独行動した冒険者
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桃
桃
単独行動した冒険者
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ナイフ片手にあんなこと言われたら普通に怖かっただろうなぁ。 でも再発防止ってことで仕方ない。
あれ全部本心だし。嘘言ってないから別にいいよね。
ある冒険者
ある冒険者
赤
桃
赤
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桃
赤
桃
りうらは疑ってるけど、本当にそうだと思う。見張りも作戦も、頑張ったのはみんななのだから。
このパーティーだからこそできること。 みんなの努力のたわものだよね。
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桃
前方の3人があまりにも気の抜けた会話をしているので笑ってしまう。
魔王討伐までもうあと2日になってしまった。この山を超えて順調に行けば、明後日の夕暮れ時には着くだろう。
本当にもうすぐだ。 魔王討伐がすぐそこにある。
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桃
桃
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桃
青
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冒険者たち
冒険者たち
冒険者たち
冒険者たち
冒険者たち
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桃
桃
紫
紫
青
紫
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青
青
冒険者たち
冒険者たち
青
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冒険者たち
冒険者たち
冒険者たち
冒険者たち
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冒険者たち
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兵士たち
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赤
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兵士たち
兵士たち
兵士たち
赤
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白魔たち
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白魔たち
白魔たち
白魔たち
水
桃
桃
桃
あんまり圧をかけないようにニコニコするのを心がける。目の下のクマが怖い人を演出しているように思うので、尚更ニコニコしておく。
単独行動した冒険者
桃
単独行動した冒険者。名前とステータスだけ見て決めてたから顔まで知らなかった。
強いからこそあんなことをしたんだろうな。魔族を逃がしたのは許してないけど、反省してるなら従順にしてくれそうだ。
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冒険者たち
桃
桃
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「左大臣」との戦いで4、5人が負傷してしまうのは正直仕方がないと思う。それくらい強いはずだ。
だから、まろと合流までは1人も欠けれない。特に強い人達だ。欠ければ全体の戦闘能力も下がってしまう。 速急かつ慎重に動く必要がある。
リスクは少なければ少ないほどいい。 なるべく安全な道を進むべきだ。
桃
桃
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冒険者たち
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遠目に魔王城が見える。
予定通りの時刻には着いたが、すごい雨風で前がよく見えない。 天気は味方をしてくれなかったようだ。
正直、足が震える。手も同様だ。 声も今発したらうわずってしまいそう。
前に来た時よりも圧倒的に怖い。 口ではあんなこと繰り返してるけど、実際「自分はここで死ぬかもしれない」と心のどこかで思っていた。
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初兎ちゃんが各グループごとに整列させているのをただ眺めていた。 他のことに集中しないと恐怖に呑まれてしまいそうだったから。
こんなに何かを怖がったのは初めてかもしれない。他を率いる者として表には出せないけど、本当は凄く怖い。
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初兎ちゃんはいつもと変わらない振る舞いで49人の前に立った。 でもその顔の裏に不安が蔓延っているのには、少なくともメンバー5人は気づいていただろう。
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まさか、勇者オリウィンの手記.....? 名前とパーティー名はちゃっかり初兎ちゃん使用になっている。
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わざわざそれ言わなくていいのに....
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周りの冒険者たちから拍手喝采が起きる。さっきまでの顔が嘘だったようにみんな笑顔。初兎ちゃんは士気のあげ方をよく知っているようだ。
昔、俺とまろでたまたま読んだから勇者の手記のその文知ってるけど、初兎ちゃんはどこで知ったんだろう....?
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初兎ちゃんが最前列に並んでいた俺ら5人を引っ張り出す。
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つい数日前まであんなに悩んでいたのが嘘のような笑顔。 雨の中でも花のように咲いている。
気づけば自身の手足の震えは無くなっていた。
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おーーッッッ!!!
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まずはこの深い深いお堀をなんとかしなければならない。 何かしらで埋めることも考えたが、効率が悪すぎる。かと言って飛び越えるのは空でも飛べないと不可能だ。
そこで。 もともと架かっている橋を使う。
上がりっぱなしであきらかに使わなさそうな跳ね橋。城としての飾りみたいなものなのだろうか。
あの橋を降ろせばなんなく魔王城に乗り込める。その方法は__
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桃
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キィィィィィィィィンッッッ
金属音を辺りに響かせ、鎖を巻き上げているであろう滑車が勢いよく回り始める。
桃
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反対側の滑車もけたたましい音を立てて回り始める。 あの鎖が全て伸びれば、橋はこちらの岸まで落ちてくるはず。
さっき放った特殊な矢はまろとりうらが造ってくれた。昔、魔族の武器庫を破壊するために造った知識が役に立ったらしい。大成功だ。
金属に当たると火花を散らして爆発する。錆び付いてるであろう鎖は解かれ、重力によって滑車を回す作戦だった。
ドォォォォォォンッ
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青
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この危険な案は俺じゃない。黒魔さん。 俺の弓の技術に全振りした頭おかしい作戦だけど、成功したから笑うしかない。
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冒険者たち
冒険者たち
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きっともうバレている。 あんな豪快な侵入(というか正面突破)の仕方、気づかないわけが無い。
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青
青
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兵隊(敵)
ガキーーーンッッ
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りうらがすんでのところを魔法でガードする。激しい金属音がこの広すぎる空間に響き渡った。
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気づけば鎧の兵隊たちはゾロゾロと廊下の分かれ道の向こうから続いてくる。 わかってはいたが相当な数だ。
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たしかに作戦に狂いは無い。 もともと、兵隊たちはりうらのDグループが片付ける予定だった。 りうらの言う通りだ。
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冒険者たち
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兵隊(敵)
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兵士たち
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赤
続け