流星
母さん!

母さん
どうしたの?

流星
友達ができたんだ!

母さん
良かったわね

流星
母さん、体調はどう?

母さん
それがね、もう少し入院が長引くんだって

流星
え?

母さん
大丈夫よ

母さん
退院が出来るための準備だから

流星
良かった…

母さん
流星も学校が楽しそうで良かったわ

流星
ありがとう!母さん

その日から、学校が楽しくなって、毎日が明るくなった
流星
ねぇ、星夏さん

星夏
どうしたの?

流星
ありがとう

星夏
え?なんで?

流星
一応言っておこうと思って

星夏
そうなんだ

星夏
ところであの本どうだった?

流星
ファンタジーと言うよりはSF映画みたいだった

星夏
そうだよね、不思議な作品だった

彰
おい

流星
何?

明
お前さぁ

明
ホントにキモい

彰
何彼女作ってんだよ?!

彰
うざい、こいつぼこそうぜ!?

明
それな

孝弘
やろうぜ

流星
ちょっと、やめろって

流星
痛いから

傷が目立ちそうなくらいぼろぼろになって家に帰った…
流星
ただいま…あれ?母さん!

母さん
おかえりなさい

母さん
退院したの

母さん
もう大丈夫

母さん
あら、どうしたの?

母さん
その傷

流星
あ、ああ転んだんだ

母さん
あら、絆創膏張らなきゃね

星夏
あのさ

流星
ん?

星夏
無理してない?

流星
え?

星夏
いや、その

星夏
傷とか…

星夏
お母さんのこと…

流星
知ってたの…?

星夏
それはまぁ…傷は分かりやすいし…お母さんのことは君から聞いてたし…

流星
うん…

星夏
君は今あの少女に似てる

流星
え?

星夏
今からでも立ち向かえるんじゃない?

流星
でも…

流星
俺には…そんな勇気はないと思う

星夏
そうかもね

星夏
でも仲間ならいるじゃない?

流星
え?

星夏
私も協力するわ

星夏
それとも、私は仲間じゃない?

流星
ううん、そんなことない

流星
協力してくれる?

星夏
もちろんです

流星
ありがとう

はじめてだった。母さん以外の人から心配されることが。俺のことを仲間だと言ってくれた星夏さんのためにもこの状況を打開しよう