6時30分
星川愛華
そろそろ温泉入ろ!
片倉積向井
うん。
温泉
片倉積向井
あー気持ちい〜
星川愛華
この温泉ってお肌つるつる、モチモチになるんだって。
片倉積向井
へーはじめて知った。
ご飯も食べて寝る頃
片倉積向井
ゴホゴホッ
星川愛華
どうした?
片倉積向井
ゴホゴホゴホッ
片倉積向井
ゴホゴホゴホゴホゴホッ
20分後
星川愛華
大丈夫?
片倉積向井
もう平気
星川愛華
なんか私に隠してる?
片倉積向井
えっ!
星川愛華
ちゃんと話して。お願い
片倉積向井
いいんだけど…条件付でいい。
星川愛華
うん。
片倉積向井
えっと今から話すことは私の前や友達、親にも誰にも言わないで!
星川愛華
分かった。最初からすべて話して…
片倉積向井
私病気なの。
星川愛華
えっどういうこと?
片倉積向井
病気がわかったのは中学一年生のとき。
片倉積向井
心臓あたりが痛くて病院に行ったの。
手術をして私に告げられたの。
手術をして私に告げられたの。
医者
あなたは心臓速度病です。
片倉積向井
心臓速度病…
医者
心臓がいきなり速くなったり遅くなったりしていて言いにくいのですがあと生きられても9,10年かと…
医者
親御さんにはまだ伝えていません。
片倉積向井
母達には伝えないでください。
医者
えっどうしてですか?
片倉積向井
私心配されるのが一番嫌いなんです.
医者
……分かりました。
片倉積向井
それで今まで誰にも言ってなかったけど春は、知ってるよ。
星川愛華
分かったありがとう。
明後日